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「トランプ本」出版ラッシュ


17冊分 取材に応じる-米報道

トランプ氏

トランプ氏

 【ワシントン時事】トランプ前米政権の激動の4年間を振り返る「内幕本」が、米国で相次ぎ書店に並ぼうとしている。米メディア「アクシオス」によると、本人がインタビューを受けたものだけでも、出版予定は17冊。将来の政界復帰を視野に、影響力を維持する狙いがありそうだ。

 退任後の5カ月間、トランプ氏が住むフロリダ州の別荘には、インタビューを待つジャーナリストらが引きも切らないという。トランプ氏は、著者を選別して1人につき平均90分割き、未公表の「ニュース」を語るなど発信強化に余念がない。

 2018年にトランプ政権の内幕本「炎と怒り」がベストセラーになった作家マイケル・ウォルフ氏も来月新著を出版する一人。当時はトランプ氏から「うそつき」呼ばわりされたが、今回再びインタビューを取り付け、既にアマゾンのサイトで予約が始まった。

 米紙ニューヨーク・タイムズなどの著名記者の出版も続く予定で、トランプ氏は自身の話題が「来年以降も絶え間なく続く」効果を狙っているとされる。

 トランプ氏は自叙伝も執筆中で、最近の声明で「狂ったように書いている」と明かした。ただ、自叙伝については「事実の検証が難しい」(大手出版社)として出版に難色を示す向きも多いという。