世界日報 Web版

カタール・サウジ断交の背景


渥美 堅持

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持

 最近起きたアラブ世界の情勢の中で世界の多くの人に不可解な印象を与えた出来事としてカタール首長国をめぐる問題は一つの典型的なものとして印象付けられる問題であると言えよう。

 問題の最初はサウジアラビアを中核としてエジプト、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)の4カ国がカタールとの断交を突然発表、続いてイエメンが加わって5カ国となり、加えてモルディブ、モーリタニア、コモロ、ヨルダン王国がそれに続き、結局8カ国の国がカタールとの関係を停止するという事件が突然起き、世間に疑問を抱かせた。


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