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ポケモンGOブームとクリエイティブ・コリア


韓国紙セゲイルボ

 最近、全世界のゲーマーが「ポケモンGO」ブームに沸き立っている。米ゲーム業者ナイアンティクが任天堂キャラクターを利用して作った同ゲームはグーグル地図を基盤に拡張現実(AR)技術を利用。スマホをGPSに連結し、通りや公園などを歩きながら、画面上に現れるポケモンを捉えて、レベルを上げる方式だ。

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19日、ローマ中心部で、スマートフォンをかざし「ポケモンGO」で遊ぶ男女(AFP時事)

 米国などで配信されたが、1日の使用者数がツイーターを追い越し、利用時間がフェイスブックより多いという。あるIT専門紙は米国だけで1日950万人が楽しむと推算した。

 韓国ではポケモンマニアが束草、襄陽などの地に押しかけている。グーグルに地図へのデータ搬出を禁じる韓国はゲームサービス地域ではないが、束草などが北朝鮮に括られており「スキ間空間」ができたのだ。

 「なぜわが国にはこういうゲームがないだろう」という疑問を聞くが、答えは明らかなようだ。7年前、李明博(イミョンバク)大統領がある会議で、「任天堂ゲーム機のような物を私たちはなぜ作れないか?」といった時、ゲーム業界ではこういう反応が溢(あふ)れた。

 規制、不法複製文化などで創意的ソフトウェアを育てる環境がないからと。技術が問題でなく「ストーリー力」が必要だと。

 今はどうだろうか。創造経済を叫ぶ「クリエイティブ・コリア」は4年目を迎えているのだが……。

(黄政美(ファンジョンミ)論説委員、7月15日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。