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日本が過去の歴史を清算できない理由


韓国紙セゲイルボ

 ジョン・ケリー米国務長官とエド・ロイス米下院外交委員長の韓国はじめ、中国、日本の東アジア各国訪問は、歴史問題で悪化の一途をたどっている北東アジアの国際関係に対する真相を直接検分することがその重要な目的だ。すなわち日本の過去の歴史妄言に対する韓国と中国の立場を直接聞いてみるということである。

 なぜ日本は誤った歴史認識に対する国際社会の強力な非難にもかかわらず、ドイツとイタリアのように過去の歴史を清算できないのであろうか。

 筆者の考えは、独と伊が過去の歴史を清算できた、より核心的な理由は彼らの国家国民の意識が優れていたり、国民的素養が卓越していたからというよりは、第2次世界大戦の主犯であるヒトラーとムソリーニが死亡したためだ。独伊ではこの2人が死んで、残存勢力も完全に消えた。

 日本にとり過去の歴史の清算は、すなわち天皇を否定することであり、彼らはこれを受容できないためだ。

 このような状況をよく考慮し、われわれはケリー国務長官とロイス委員長の訪韓を韓米中共助の端緒となるように活用しなければならない。

 またわれわれは西欧の知日派と親日派に、日本の言動不一致の根源を知らせ、彼らが新しい解決方法を摸索できる思考のパラダイム転換を促すように努力しなければならないだろう。

 何より東北アジアの平和と安定のために、効果的な日本対応策を米国の外交担当者と虚心坦懐(たんかい)に議論することが必要だ。

(朱宰佑〈チュジェウ〉慶煕大教授・国際政治学、2月12日付)