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日本の観光客受け入れへ EU、渡航除外から再認可


 欧州連合(EU)は2日、大使級の会合を開き、域内への渡航を認める国のリストに日本を加えることで合意したことが明らかになった。今夏の長期バカンスに域外からの旅行者の受け入れを目指すEUは、新型コロナウイルスの感染が抑えられていることを条件に観光など不要不急の域内渡航を認めるリストにも日本を加える方針だ。ただし最終的には出入国は加盟各国の判断に委ねられる。

 現時点でEUが域外からの渡航を認めているのは、韓国やオーストラリア、シンガポールなど8カ国。1月に感染拡大の勢いが増した日本は、いったんリストから除外されていたが、5月の感染者数減少でリストに再び加えることが認められた。早ければ週内にも正式に決まる見通しだ。また、EUは独自にワクチン接種終了や無感染証明のデジタルグリーン証明書のシステム整備を進めており、7月に全加盟27カ国で導入する予定だ。同システムは、ドイツのほかブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、ギリシャ、ポーランドなど加盟7カ国が今月1日に先行導入した。

(パリ・安倍雅信)