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国家自ら憲法守らぬ中国


ペマ・ギャルポ

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 中国政府は3月初旬、全国人民代表大会を開催し、幾つかの新しい法律を制定した。特に注目すべきは国の英雄たちや殉教者の名誉を傷つけてはならないことや、土地の所有権などについて細かい規定が盛り込まれているらしい。

 中国がそのような法整備に懸命なのはそれなりに良いことであろう。しかしその前にすることは法の精神を守る真剣さが必要であるように思う。なぜなら今の中国では国家自ら憲法ですら守っていない。例えば憲法では信仰の自由を認めているが、実際はことごとく弾圧していることは世界中が知っていることである。


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