揺らぐ香港の一国二制度


曽蔭権

 曽蔭権被告は香港初代行政長官の董建華氏が任期途中で2005年に辞任後、ナンバー2の政務官(閣僚)ポストから2代目の行政長官に就任し、05年から12年までの期間、香港のトップに君臨した。

 曽氏はちょうネクタイがトレードマーク。1997年6月、英国政府からサーの称号が与えられ、98年のアジア通貨危機でナンバー3の財務官として香港ドル防衛に尽力したことや夫婦で毎朝ミサに参加する敬虔(けいけん)なカトリック信徒との清新なイメージがあった。


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