上昇気流の最新記事

最新記事一覧

冬季五輪・日本女子の先駆者【上昇気流】

先の衆院選での女性当選者は68人で全体に占める割合は14.6%だった。これをどう見るか、男女の比率が話題になっていたので競技たけなわのミラノ・コルティナ冬季五輪を思い浮かべた。

国語の標準を作った書物【上昇気流】

国境の長いトンネルを抜けると、急に人々の話す声が賑(にぎ)やかになってきた――もう30年も前になるが、アルプスの下を貫くモンブラントンネルを抜け、車でフランスからイタリアに入った時の気流子の感想だ。

明治天皇の御決断【上昇気流】

 「聖上御断髪遊ばされ候」――。明治6年、明治天皇が断髪をされた。明治政府はその2年前に断髪令を発したが、一般庶民への浸透が進まず、明治天皇が自ら範を示される形となってから急速に広がりを見せたという。

権力と人間関係【上昇気流】

だいぶ前に読んだ本の中に「人々が独裁者を恐れるのは、彼が権力を持っているからではなく、権力行使の基準が予測できないからだ」というのがあった。周囲の人々は権力者の顔色をうかがう必要がある。

イタリア人の表現力に学ぶ【上昇気流】

熱戦が続くミラノ・コルティナ冬季五輪も中盤を迎え、日本人選手たちの活躍に目が離せない。イタリアへの関心も高まっているが、開会式ではその圧倒的な文化力を見せつけた。

大雪で立ち往生【上昇気流】

福島県の会津地方では冬の生活には宿命的な厳しさがある。その雪の降り方を『会津歳時記』は「あるときはやさしく、あるときはすさまじく、あるときは暗く、あるときは明るく」降ると表現した。

出でよ、令和の八咫烏【上昇気流】

「神話は真実を語ろうとし、伝説は事実を語ろうとし、昔話は娯楽や教訓を語ろうとする」――。神話学では神話と伝説、昔話の違いをこんなふうに言ったりする。もっともその「真実」は現代とは異次元のもので「神聖性の記号」をひもとかねば知ることができないという。

歴史的大勝は天の声【上昇気流】

超短期決戦となった衆院選は、高市早苗首相率いる自民党が単独で全議席の3分の2を超える歴史的圧勝となった。しかし、高市首相の表情が緩むことはない。むしろ緊張感と厳粛さを増しているように見える。

科研費増額を生かせ【上昇気流】

誰もが家庭・地域において生きがいを感じる「一億総活躍社会」実現が打ち出されたのは安倍晋三政権の2015年。そのための柱の一つに生産性向上に至る科学技術イノベーションを挙げ、「名目GDP(国内総生産)600兆円」を目指した。

備えあれば憂いなし【上昇気流】

 古代エジプトの王ファラオが夢に悩んだ。よく肥えた7頭の雌牛が川から上がって草を食べ始めたところ、その後から貧弱で醜くやせた7頭の雌牛がやはり川から出てきて前の肥えた雌牛を食い尽くした。

歴史小説と文書【上昇気流】

佐藤賢一著『歴史小説のウソ』(ちくまプリマー新書)という本を読んだ。「歴史小説はウソばかり」という本かと思ったが全く違う。著者は1998年東北大学大学院文学研究科(西洋史)を退学、翌年直木賞を受賞した。研究者から歴史小説家への転身だ。

高市人気と学会票の行方【上昇気流】

衆院選の投票が2日後に迫った。朝日新聞の調査(1月31日から2月1日)では、自民党が単独過半数(233議席)を大きく上回る勢いで、日本維新の会と合わせて300議席をうかがう。

「鴨池」に水がない【上昇気流】

東京都世田谷区北烏山に臨済宗大徳寺派の高源院がある。寺町通りに並ぶ寺院の一つで、創建は元禄16(1703)年。もともとは品川にあったが、関東大震災の被害に遭い、復興のために1939年に移転した。

「ジーキルとハイド」の教訓【上昇気流】

立春とはいえ、暖房が欠かせない時節、薪(まき)ストーブがつい懐かしくなる。昭和の学校では教室に据えられ、火を消さないために薪が傍(そば)に置かれていた。

海洋資源大国への第一歩【上昇気流】

 海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が、南鳥島(東京都)沖でのレアアース(希土類)泥の試掘に成功した。

インバウンドの若者たち【上昇気流】

2025年の訪日外国人数が4000万人を突破し過去最多の約4270万人となった。今回、幅広い国・地域を対象に観光客を誘致した効果が表れたという。政府は03年に「観光立国宣言」を打ち出し、観光ルートの開拓に努めている。

何を「ファースト」とするか【上昇気流】

 「ファースト」とは「一番、最初の」とか「最優先の」といった意味である。トランプ米大統領の政治スタイルを象徴する表現「アメリカ・ファースト(米国第一)」でおなじみだが、それを国際的波紋もいとわず露骨に実行に移すところがトランプ流たるゆえんだ。

ストーカー事件の難しさ【上昇気流】

水戸市で昨年末に起きたようなストーカー殺人事件がなくならない。水戸の事件では元交際相手が逮捕されたが、とかくストーカーが絡んだ事件はやっかいだ。警察に被害届を提出した被害者が、被害届を取り下げることもある。その時の警察の立場は微妙だ。

外交カードとしてのパンダ【上昇気流】

東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが中国に返還され、国内のパンダは約半世紀ぶりにゼロになった。

中国に招かれた作家たち【上昇気流】

「中国は、外国から人を招ぶ。あらゆる国からあらゆる分野のひとびとを招びつづけて、中国の野に連れて行ったり、村を見学させたり、また施設や文物を見せたりする」。

「国か個か」と問われれば【上昇気流】

「見据えるのは 国か個か」――。朝日新聞がこんな見出しで総選挙の争点を論じた(24日付)。自民党の政策を「国」、中道改革連合のそれを「個」と位置付け、対立軸にしつらえて いる。

あっぱれウクライナの侍【上昇気流】

大相撲初場所は、新大関の安青錦が2場所連続2度目の優勝を果たした。新関脇からの2場所連続は伝。説の名横綱、双葉山以来89年ぶりという。3月の春場所で綱取りに挑む。

阪神大震災から31年【上昇気流】

17日で31年となった阪神大震災。本紙19日付に、震災をきっかけにインターネットラジオ局を発足させ、多言語で震災の教訓を伝える活動を続ける神戸市長田区の住民の話が載った。

世界秩序の「管制官」【上昇気流】

高市早苗首相の「台湾有事」発言から年初のトランプ米大統領のベネズエラ作戦、グリーンランド領有問題そして衆院解散など目まぐるしい国内外の動きにSNS上も賑(にぎ)やかだ。ユーチューバーにとって稼ぎ時なのかもしれない。

俯瞰と「上から目線」【上昇気流】

 俯瞰(ふかん)(鳥瞰)とは、高い場所から見下ろすように物事の全体像を広い視野で捉えることだ。司馬遼太郎も歴史を俯瞰して作品を発表した。そうでなければ歴史小説は書けない。読者もそのことを分かった上で、歴史小説や歴史書を読むのが普通だ。

無人離島の国有化急げ【上昇気流】

自民党の外国人政策の概要が明らかになった。その中には、所有者不明の離島の国有化の検討も含まれる。安全保障にも繋(つな)がる重要なテーマであり、これまで盲点となっていた問題だ。速やかに国有化すべきだ。

富士山の縁結びパワー【上昇気流】

富士山には縁結びのパワーがあるということが、小紙1月14日付のコラム「地球だより」で紹介されている。イスラエルの首都エルサレムで、コラムの筆者は友人のロシア系ユダヤ人女性が婚約したというのでレストランに招待した。

「中道」を紐解けば…【上昇気流】

立憲民主党と公明党が「中道改革連合」という新たな政党を創った。何だか聞き覚えがある。手元の資料を繰ってみると、公明が第11回党大会(1973年)で発表した「中道革新連合政権構想」があった。

認知症と共によく生きる【上昇気流】

高齢化と平均寿命の延びを背景に、今や高齢者の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になると言われる。「認知症と共に生きる」ことが社会の大きなテーマとなり、その取り組みは各自治体で広がりつつある。

医療改革で競争原理を【上昇気流】

知り合いの息子さんが、やっと医者になれたと喜んでいたのに「覚えたり、習得したりすべき新しい知識や技術がどんどん出てきて忙し過ぎる」とため息をついているという。

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