上昇気流

【上昇気流】(2024年1月19日)

能登半島地震で大きな被害の出た石川県七尾市から、旧友が第64回交通安全国民運動中央大会に出席するため上京してきた。市の交通安全推進隊の隊長を務め、功労者として表彰を受けたのだ。町内会長も務め、地震発生後、休む間もない日々を送る中、1、2日とはいえ、地元を離れることを躊躇(ちゅうちょ)したが、来てよかったという。

【上昇気流】(2024年1月18日)

東京都調布市にある深大寺の一帯は、豊かな樹林に囲まれ、今も武蔵野の面影を色濃く残している。このエリアだけ別の時間が流れているかのようだ。参道にはそば屋が並び、参拝客でにぎわっている。

【上昇気流】(2024年1月17日)

作家で日本保守党代表の百田(ひゃくた)尚樹氏が腎臓がんの手術を無事終えたと自身のX(旧ツイッター)で報告している(12日)。氏の“毒舌”を待っていた人には朗報だろう。と言っても、病床から躊躇(ちゅうちょ)なく吠(ほ)えておられたが。

【上昇気流】(2024年1月16日)

能登はやさしや土までも――。石川県能登に行くとよく聞く言葉である。いつ頃から言われているのか調べてみると、少なくとも元禄時代にまでさかのぼるようだ。

【上昇気流】(2024年1月15日)

東京都の小池百合子知事は2024年度予算案の知事査定で、所得制限を撤廃し、都立と私立高校の授業料を実質無償化することを決定した。都立の大学・高専についても同様に所得制限撤廃、授業料の実質無償化を行う。「子供たちが将来にわたって安心して学ぶことができる環境を早期に実現していく」と。

【上昇気流】(2024年1月13日)

言葉(発言)について驚くほど不寛容になった昨今、「一切ない」という言葉も禁句になったようだ。「絶対ない」と同じだからだ。よくないことを強く否定するときに使われる。否定したい気持ちは分かるが、後が怖い。物事の全体像が見えてきた上で用いないと失敗する。

【上昇気流】(2024年1月12日)

元日に震度6強を観測した石川県七尾市に来ている。震災での死者は5人と、奥能登の輪島市や珠洲市などと比べると遥(はる)かに少ない。しかし市内を巡ると、倒壊した家屋や傾いたり半壊したりした建物に多数出会う。あちこちで道路に亀裂が走り、電信柱が傾いている。市内ほとんどの地域で断水が続いている。

【上昇気流】(2024年1月11日)

日本海はその成り立ち、あるいは海底の構造から「本当の海」とは言い難いという地質学者がいる。マグマ学を専門とし、世界中の石の「つぶやき」に耳を傾けてきた巽好幸さんだ。

【上昇気流】(2024年1月10日)

フランス人医師、アラン・ボンバールは1951年の春、ドーバー海峡近くにある勤務先の病院で、遭難したトロール漁船の救助に当たった。乗組員43人は救命浮帯を着けていたのに一人も蘇生しなかったことにショックを受けた。

【上昇気流】(2024年1月9日)

東京・国立劇場が建て替えのため閉場となり、恒例の尾上菊五郎劇団による新春歌舞伎は、新国立劇場中劇場での公演となった。目玉の一つは、尾上菊之助さんが梶原平三景時の初役に挑む「梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)」。

【上昇気流】(2024年1月8日)

東京・羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故は「人的要因」(ヒューマン・ファクター)が絡んでいることは間違いなかろう。管制官や、日航、海保の機長の役割が重要だ。

【上昇気流】(2024年1月6日)

新年を迎えて見る初めての夢や日の出は特別。歳時記では「初」が付く季語がずらりと並ぶ。新年になったのを境に気分一新したことを改めて確認し、縁起を担ぐ江戸時代からの伝統文化に由来する。

【上昇気流】(2024年1月5日)

「能登には、黒瓦の屋根と下見板張りの伝統的な住居が多く、統一感のある景観と独特の風情を生み出している」――。世界農業遺産活用実行委員会の「能登の里山里海」という文章の一節である。

【上昇気流】(2024年1月4日)

JR新宿駅を通った際に、駅ビルにあるアウトドアショップに入った。どのような新しい登山道具が並んでいるのか知るためだった。が、入り口に置かれたパンフレットが目に入った。

【上昇気流】(2024年1月3日)

中国の古書によれば、辰年の辰は「振」の振るうという意味があり、陽気が動いて万物が振動し草木を成長させるという。それがまさか元日に大地まで揺るがすとは。

【上昇気流】(2024年1月1日)

明けましておめでとうございます。今年は辰年。日本では昔から龍神は水を司(つかさど)る神様として崇(あが)められてきたように、龍(辰)と水の縁は深い。水は万物を生み出す生命の源でもある。

【上昇気流】(2023年12月31日)

「今日は大晦日(おおみそか)だが至って平穏、借金とりも参らず炬燵(こたつ)で小説を読んでいます」――。明治38年、夏目漱石が鈴木三重吉に宛てた手紙の冒頭である。「『ホトトギス』を見ましたか。裏の学校から抗議でもくればまた材料が出来て面白いと思っている」と続く。

【上昇気流】(2023年12月30日)

「正月や/冥途の旅の一里塚/めでたくもあり/めでたくもなし」――。一休宗純の狂歌だ。一休は「とんちの一休さん」で知られたが、最近では話題になることは少ない。

【上昇気流】(2023年12月29日)

昨年9月即位したチャールズ英国王の2度目のクリスマスメッセージが放送された。クリスマスの午後3時に国王がテレビやラジオを通し国民に語り掛けるのは、曽祖父ジョージ5世に遡る恒例行事。

【上昇気流】(2023年12月28日)

神奈川県藤沢市に時宗総本山遊行寺がある。ここで行われる年末の行事、歳末別時念仏会に参席させていただいたことがある。その中心となるのが「一ツ火」法要だ。かつては年末だったが、現在は11月27日に行われている。

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