上昇気流の最新記事

最新記事一覧

十字架と赤旗の「怪」【上昇気流】

同志社と言えば、創始者の新島襄、その妻の八重、徳富蘇峰や海老名弾正など歴史に名を遺(のこ)す錚々(そうそう)たる人々が関わってきた。わが国のキリスト教、とりわけ日本基督教団の支柱の一つだろう。

再び技術立国を目指せ【上昇気流】

2026年度から5年間、わが国の科学技術政策の指針となる「科学技術・イノベーション基本計画」が始動した。先端技術の軍事転用を各国が進めていることから、デュアルユース(軍民両用)技術の研究・開発を推進すると初めて明記された。

海に続く「万里の長城」【上昇気流】

万里の長城と言えば中国が世界に誇る観光名所だ。かつて気流子も訪れたことがある。ガイドによれば1日4万人もの観光客が訪れるという。確かに、大都市の繁華街並みで大変な混雑だった。

森鴎外の最期の言葉【上昇気流】

明治の文豪、森鴎外の遺書は「余ハ石見(いわみ)人森林太郎トシテ死セント欲ス」という冒頭の一節がよく知られている。1922年7月6日、鴎外の意向で、古くからの友人賀古鶴所(かこつるど)が遺書として書き取った。7月9日の朝、鴎外は亡くなった。60歳だった。

平安貴族の天文学への貢献【上昇気流】

『明月記』は、鎌倉時代の歌人で『新古今和歌集』や『小倉百人一首』の選者でもある藤原定家の日記。源平合戦の時代から鎌倉初期にかけての貴重な史料だが、現代の天文学にも大きく貢献している。

岩石を割って化石採集【上昇気流】

栃木県那須塩原市に博物館「木の葉化石園」がある。塩原バレーラインから県道266号に入って山に登りかけた所。ここはかつて古塩原湖のあった一帯で、地質学上、化石の重要な産地として知られてきた。

「議会だより」を読む【上昇気流】

購読している地元新聞に「議会だより」と題する折り込みチラシが何種類も入っていた。いずれにも「3月定例会報告」とあり、会派名が記されている。

小泉八雲を慕った人たち【上昇気流】

東京・上野の東京国立博物館の西隣に立派なルネサンス様式の西洋建築が立っている。国際子ども図書館である。明治39(1906)年に建てられた帝国図書館の建物を保存・再利用している。

「新技術立国」目指す高市政権【上昇気流】

米国では大学設立の条件として、地域の産業に役立つ研究を行い、技術革新を進めていくケースが少なくない。だが、わが国では従来、職業的、実践的な研究より学問の府としての大学がほとんどだった。その方向性が変わりつつある。

映画を地で行く救出【上昇気流】

イランで撃墜された米軍のF15戦闘機の乗員2人のうちイラン国内に取り残されていた1人が無事救出された。旧ユーゴスラビア紛争の米軍パイロット救出を描いた2001年の米映画「エネミー・ライン」を地で行く作戦を思わせる。

やっかいな「平和」【上昇気流】

「平和」という言葉がある。「平和とは何か?」という十分な説明もないまま、メディアはただ「平和」を叫ぶことが多い。

安土城を手本にした犬山城【上昇気流】

戦国時代、国内に数万もあった城郭は、江戸時代の一国一城令で約170~300に激減した。その後も明治維新、先の大戦での空襲で破壊され、創建当時の天守閣は12城にまで減ってしまった。

佐賀の名物ワラスボ【上昇気流】

九州佐賀国際空港に降り立つと、便数が少ないせいか、意外に静かだった。ランチを取るために「さがんれすとらん志乃」へ。レストランはこの1軒だけだった。窓から眺める有明海が絶景で、しばらく見とれた。

月の女神の激しい競争【上昇気流】

「努力を怠ればわれわれは置き去りになる。そして『赤い月』が出現する」――。ケネディ第35代米大統領は1961年5月、人類を月面に着陸させると宣言し、アポロ計画を発表した▼それから65年。人類の月面再訪を目指す国際月探査「アルテミス計画」の宇宙船「オリオン」が4人の宇宙飛行士を乗せて月周回に挑んだ。

独裁者に翻弄される聖像画【上昇気流】

ソ連時代末期にモスクワのトレチャコフ美術館を訪れたことがある。レーピンなど主にロシア近代画家の作品を収蔵する美術館だが、15世紀の伝説的画家アンドレイ・ルブリョフの「至聖三者」をはじめとした古いイコン(聖像画)も有名だった。

広がるAI面接【上昇気流】

生成AI(人工知能)が面接官となってオンライン上で人物査定を行う「AI面接」。時事通信社が昨年、主要100社を対象に実施した調査では約3割の企業が導入している。

ランドセルの記憶【上昇気流】

 4月といえば入学式。特に小学校の新1年生は、そのデビューを象徴するランドセルを背負って登校する。真新しい教科書の匂いを嗅ぎ、これからの学校生活への期待に胸を膨らませる。

締め切りの延期【上昇気流】

3月から4月は変化の時期だ。変化とは「それまでとは違う」という意味だ。日本の会計年度の初めや進級、進学もこの時期だ。歴史的事情があって、明治時代ごろにその種の制度が生まれたのだろう。

桜の国に生まれた幸せ【上昇気流】

「世の中は三日見ぬ間に桜かな」――。江戸中期の俳人、大島蓼太(りょうた)のよく知られた句である。3日ほど忙しくしているうちに桜が咲いていたというものだ。そんな経験をした人は少なくないだろう。

太宰府天満宮で御本殿大改修中【上昇気流】

福岡県太宰府市にある太宰府天満宮を参拝した。先月下旬のことで、まだウメの花が咲き残っていて、開花期が長いことを知った。学問の神様・菅原道真公を祭っていることで有名だが、御本殿は今、大改修中。

時代錯誤の「宮沢答弁」【上昇気流】

宮沢喜一元首相は草葉の陰で渋い顔をされているに違いない。半世紀も前の外相時代の答弁が今日の防衛装備品の輸出拡大反対論でしばしば利用されているからだ。

緊急地震速報技術の向上を期待【上昇気流】

本紙連載「未来を守る命の教訓」の中で、東日本大震災の津波災害を免れた当時中学2年だった女性が「災害は必ず起きるという『自分事』として考えておく」こと、と防災心得を語っている。

吉田松陰の歩く遊学

 全国で桜が開花し、春本番の到来に気分も身体も外に向かう。インバウンドの勢いも衰えず、地方でも複数の外国人グループにお目にかかる。今のところ、ペルシャ湾の危機はどこ吹く風か。

淡々としていた入学・卒業【上昇気流】

卒業式の光景は、小学校の時のことが一番印象に残っている。式後、担任の先生(女性のベテラン)が大泣きしていた。怖い先生だったので「あんなに怒っていた先生が泣くのか?」と思った記憶がある。

北陸新幹線延伸ルート8案【上昇気流】

金沢から京都まで北陸新幹線と在来線を乗り継いで行った。福井県の敦賀で特急サンダーバードに乗り換えるのが相変わらず面倒だった。以前は金沢から大阪まで特急が1時間に1本くらい出ていたので、少し時間はかかるが便利だった。

神代植物公園の「椿ウィーク」【上昇気流】

中山義秀の時代小説「春日」は、文政の末年、江戸に来て隅田堤の名所を巡り歩いた南部藩の侍たちの話だ。桜が終わった頃、のどかな気持ちで古跡を訪ね、植木職人の花作りの家にも入る。

西堀榮三郎の「名言」【上昇気流】

 「問題のなきところに進歩なし」――。唱歌「雪山讃歌」の作詞で知られる西堀榮三郎(1903~89年)の名言である。その西堀にはどんな肩書が相応(ふさわ)しいのか、迷ってしまう。多方面で活躍したからだ。

ゆるキャラ恐るべし【上昇気流】

ゆるキャラブームの火付け役となった滋賀県彦根市の「ひこにゃん」が4月で誕生20年を迎える。今や全国各地の自治体にご当地キャラクターが生まれているが、日本の地方色の豊かさと「かわいい」文化の産物だ。

楽しめた“荒れる春場所”【上昇気流】

“荒れる春場所”と言われる通り、昨日まで開かれた大阪場所は、横綱大の里が序盤から休場、大関安青錦は不調で優勝戦線から早々の離脱。8日目が終わった時点で先頭は1敗で関脇霧島と平幕3人だけとなったが、最後は霧島が力を発揮し14場所ぶりの優勝が決まった。

「海峡」の死活的役割【上昇気流】

 海峡とは二つの陸地に挟まれた狭い水域で、二つの海域をつなぐ水路を指す。海上交通路(シーレーン)など安全保障上の焦点である「チョークポイント」でもある。今やホルムズ海峡は世界のエネルギー事情を左右する一大ホットスポットだ。

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