上昇気流の最新記事

最新記事一覧

【上昇気流】(2023年4月2日)

文章を見直し誤字脱字を正すことを「推敲(すいこう)」という。作家や記者にとっては重要なキーワードになっている。その由来は中国の唐の時代の故事にある。唐代は、李白や杜甫などの世界的に著名な詩人がいる。

【上昇気流】(2023年4月1日)

イラク戦争から20年が経過した。あれこれ考えていると、宗教学者の山折哲雄さんの言葉がよみがえった。それは「一宿一飯の恩義」である。こう言うと、まるで博徒のようであるが、2001年の同時多発テロで傷ついた米国の対テロ戦に日本はどう臨むのか、その心持ちである。

【上昇気流】(2023年3月31日)

魚偏に春と書いて「鰆(さわら)」。文字通り、春を告げる魚である。瀬戸内海に産卵にやって来る春に多く獲(と)れ、これから旬を迎える高級魚である。西京味噌(みそ)に漬けた西京漬けを思い浮かべる人も多いだろう。

【上昇気流】(2023年3月30日)

春の陽気に誘われて、東京の郊外にある高尾山の麓を散策した。JR高尾駅から小仏への道はバス路線だが、バスに乗らず、歩いて自然を楽しむ人もいる。出会った男性もそんな一人だった。

【上昇気流】(2023年3月29日)

理化学研究所などの研究チームが、国産の量子コンピューターを稼働させたことを各紙大きく報道している。スーパーコンピューター(スパコン)を上回る計算能力を秘めており、期待の大きさが分かる。

【上昇気流】(2023年3月28日)

大相撲春場所は、モンゴル出身の関脇霧馬山が小結大栄翔との優勝決定戦を制し初の賜杯を手にした。横綱・大関不在のやや締まらない場所となったが、優勝を争った両力士ほか若手の活躍は大きな世代交代を予感させる。

【上昇気流】(2023年3月27日)

今夏予定される東京電力福島第1原発で生じた処理水の海洋放出。ところが中国、ロシアは、直近の首脳会談の共同声明で「深刻な懸念」と牽制(けんせい)した。

【上昇気流】(2023年3月26日)

桜が咲いているのに、数日にわたって冷たい雨が降っている。もう散ってしまうのではと気がもめている人もいるだろう。桜は開花も早いが散るのも早い。まさに、平安時代の在原業平(ありわらのなりひら)が詠んだように「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」。

【上昇気流】(2023年3月25日)

感動の余韻がまだ残っている。むろん「侍ジャパン」のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝である。その瞬間、米フロリダ州マイアミの野球場「ローンデポ・パーク」の至る所で日の丸がはためいていた。この光景が元巨人監督の長嶋茂雄さんの顔と重なった。

【上昇気流】(2023年3月24日)

野球の神様はいた――。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶり3度目の優勝に輝いた「侍ジャパン」と米国との決勝戦を観(み)てそう思った人は多いのではないか。ハリウッド映画を超える幕切れだった。

【上昇気流】(2023年3月23日)

東京都東村山市にある狭山公園は、西側に大きな堤防があり、多摩湖が満々と水をたたえている。この堤防から奥多摩の山々が遠望され、足を止めて写真を撮ったりする人も多い。

【上昇気流】(2023年3月22日)

磯田道史著『徳川家康 弱者の戦略』(文春新書/2023年2月)を読むと「素朴一次史料主義」という言葉が昨今の歴史学者の間には根深いらしいことが分かる。当時の一次史料だけを史実と見なして、後世の史料や伝聞の類いは排除するという発想だ。

【上昇気流】(2023年3月21日)

気流子が住む神奈川県のあちこちの桜も花が咲き始め、今週末が見頃かなと楽しみにしていた。しかし、天気は明日あたりから下り坂に向かい、「菜種梅雨」の様相という。土曜日以降は気温もぐっと下がる。

【上昇気流】(2023年3月20日)

大手企業の賃上げ発表が続き頼もしい。日本の雇用の7割を占める中小企業に、大手の「後押し」の効果はあるか。期待したいところだが、不安な要素も少なくない。中小の経営者の高齢化、後継者不足の問題だ。

【上昇気流】(2023年3月19日)

春の雨は温かいというイメージがある。しかし、昨日の東京に降り続いた雨はかなり冷え冷えとしていた。「春雨じゃ、濡(ぬ)れていこう」という新国劇の月形半平太のセリフを思い出すが、とてもそんな気持ちにはなれないほど寒かった。

【上昇気流】(2023年3月18日)

「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ない」――。これはローマ帝国の基礎を築いたユリウス・カエサルの言葉。評論家の塩野七生さんは『ローマ人の物語』(新潮社)の中で、しばしば引用している。

【上昇気流】(2023年3月17日)

戦後最悪とも言われる日韓関係が、ようやく改善に向かって歩み出した。韓国の尹錫悦大統領が来日して岸田文雄首相と首脳会談を行い、「シャトル外交」の復活などで合意した。韓国大統領が来日しての首脳会談は、国際会議に合わせたものを除けば実に12年ぶり。

【上昇気流】(2023年3月16日)

日本オペレッタ協会が創立45周年を迎え、それを記念してオペレッタ「こうもり」の公演が、東京の北とぴあで開かれた。ヨハン・シュトラウス2世による不朽の名作だ。

【上昇気流】(2023年3月15日)

「こんな静かな町で起こるなんて」――。事件現場でTV局のスタッフにマイクを向けられた地元住民がよく発する言葉だが、1月中旬の東京・狛江市の強盗殺人事件も多摩川沿いに土手道が続く平穏な街の一角で起きた。これまでに4人の実行犯が逮捕された。

【上昇気流】(2023年3月14日)

新型コロナウイルス対策のマスクの着用が個人の自主判断となったが、街中やスーパーでは8~9割の人がマスクを着けていた。常に周りを見て行動する日本人、なお様子見が続きそうだ。

【上昇気流】(2023年3月12日)

菜の花の季節である。思い出すのは、東京の市ケ谷から飯田橋にかけての神田川の土手に咲いた菜の花のこと。普段はくすんだような土手が黄色のペンキでも塗られたかのように鮮やかだった。大学に通っていた時は、電車の車窓から見える菜の花に心を癒やされる気がしたものである。

【上昇気流】(2023年3月11日)

「絆」。訓読みで、きずな、つなぐ、ほだす。広辞苑にはこうもある。「断つにしのびない恩愛」。絆とは何という深みのある言葉だろうか。

【上昇気流】(2023年3月10日)

近所の公園のモクレンの樹が白い花を一斉に咲かせた。今年もこの時期がやってきたと思う。12年前、三陸地方が巨大津波に襲われた東北地方で生死の戦いが続いていた時もモクレンの花の盛りだったが、被災地のことを思うと花を見ても心が和まなかった。

【上昇気流】(2023年3月9日)

「野は枯れて遊水囲む無辺かな」。埼玉県在住の俳人、松永浮堂さんが地元の渡良瀬遊水地の広大さを詠んだ句だ。収めた句集も『遊水』。ここは茨城、栃木、群馬、埼玉の4県にまたがる湿地帯だ。

【上昇気流】(2023年3月8日)

有名人のスキャンダルがしばしば報道される。が、その直後に大きな社会的事件が起きれば、スキャンダルは遠景に退く。当事者だった有名人にとってはラッキーだ。

【上昇気流】(2023年3月7日)

日本の島の数は、これまで6852とされていたが、実はその約2倍の1万4125だった――。伊邪那岐尊と伊邪那美尊の国生みが再び行われたわけではない。測量技術の進歩により地図表現が詳細化したためだ。

【上昇気流】(2023年3月6日)

教員志望者は減少傾向にあり、人材確保が喫緊の課題。その対策に文部科学省は、小中学校などの教員免許を最短2年で取得できる短大向けの「2種免許」の教職課程を、4年制大学でも特例的に開設可能にすることを決めた。

【上昇気流】(2023年3月5日)

ゴミ置き場に、大きなゴミ袋が多数置かれている日がある。人事異動でこれまで住んでいた場所から新しい所へ向かう近所の住人が、要らなくなったものを処理するためだ。

【上昇気流】(2023年3月4日)

「アヴォーシカ」。聞き慣れない言葉だが、ロシア語で「もしかしたら」という意味だという。旧ソ連時代には人々の持ち歩く「袋」を指した。共産党政権下の物不足が深刻で、もしかして何かを売っていれば、チャンスを逃さず買って入れる。そのための袋である。それで「もしか袋」とも呼ばれた。

【上昇気流】(2023年3月3日)

きょうは桃の節句、ひな祭りだ。最近、古いひな人形を一堂に集めて展示するイベントがあちこちで行われるようになった。千葉県勝浦市では、遠見岬神社の1800体をはじめ市全体にひな人形を飾る「かつうらビッグひな祭り」を開催している。

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