上昇気流

【上昇気流】(2022年6月29日)

人間は評価する存在だ。だが、評価される存在でもある。作家の松本清張(1992年没)は批評家を嫌ったが、清張の小説にも多分に作者なりの批評(評価)が含まれている。批評の働きが全くない小説はそもそもあり得ない。

【上昇気流】(2022年6月28日)

気象庁は九州南部、東海、関東甲信の梅雨明けを発表した。いずれも平年より2週間以上早く、関東甲信は観測史上最も早い梅雨明けとなった。梅雨の期間は平年は1カ月以上あるが、今年は東海が13日間、九州南部が16日間、関東甲信が21日間だった。

【上昇気流】(2022年6月27日)

日本最古の巡礼路で約1300年の歴史を持つ西国巡礼。その十番札所で京都・宇治市にある三室戸寺(みむろとじ)に参ってきた。寺伝によると、宝亀元(770)年に光仁天皇の勅願で創建され、皇族や貴族の崇敬を集めた。

【上昇気流】(2022年6月26日)

新聞に地元のホタル祭りのチラシが入っていた。もはや祭りは終わったが、記憶に焼き付けられたのは、新型コロナウイルス禍で祭りがしばらく休止していたからだった。3年ぶりだという。

【上昇気流】(2022年6月25日)

北朝鮮北東部の港湾都市、清津から錆だらけの小型船に乗って金萬鉄さん一家11人が福井県の港に漂着したのは1987年1月のことだ。金さんは清津医大病院の医師だった。

【上昇気流】(2022年6月24日)

「すごく楽しい42㌔でした」――。2000年のシドニー五輪女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子選手が語った言葉である。その後、好成績を残した日本選手が「楽しんだ」と言うのをよく聞くようになった。

【上昇気流】(2022年6月23日)

中世東国の幹線道路には上道、中道、下道があった。いずれも鎌倉を起点にしていて鎌倉街道と呼ばれ、上道は武蔵府中を通過して武蔵野を縦断し、丘陵地の東縁をかすめるように北上して上野国に到(いた)る。

【上昇気流】(2022年6月22日)

都下の拙宅に配布される市広報誌の直近の特集は「風水害対策」。「『いつかやろう』ではなく『今日やろう!!』」「風水害への対策、できていますか?」と問い掛け、基本的な気象情報の入手方法、ハザードマップの一部、避難行動の手順などが示されている。

【上昇気流】(2022年6月21日)

NHK・BSのスポーツ・バラエティー番組「大相撲どすこい研」は、大相撲の現役力士や親方が登場し、体験を交えて深掘り解説する。「そういうことなのか」と感心させられ、大相撲を観(み)るのが何倍も面白くなる番組だ。

【上昇気流】(2022年6月20日)

政府はかつて隆盛を誇った半導体産業に対し、税金も投入し、その復活を目指す方針だ。官民一体となって基幹産業としての立場を固めてほしい。

【上昇気流】(2022年6月19日)

「他郷にてのびし髭剃る桜桃忌」(寺山修司)。きょうは、1948年6月に入水自殺した太宰治を追悼する「桜桃忌」である。ゆかりの東京・三鷹市の禅林寺には、全国からファンが集まる。

【上昇気流】(2022年6月18日)

半世紀前の1972年6月、田中角栄氏(当時通産相)が一冊の書を世に放った。『日本列島改造論』――これをもって自民党総裁選を制し7月に第64代首相に就任した。最近、何かと話題になるので本棚の奥から取り出した。

【上昇気流】(2022年6月17日)

ウクライナ軍が東部で厳しい状況に追い込まれている。火砲はロシアの10~15分の1しかなく、砲弾も不足しているというから当然だろう。多連装ロケットシステムや榴弾(りゅうだん)砲など重火器の支援を西側に要請している。

【上昇気流】(2022年6月16日)

米国の首都ワシントンに「共産主義犠牲者博物館」がオープンした(小紙12日付)。共産主義の残酷さを伝えるためのもので、非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」の運営。

【上昇気流】(2022年6月15日)

NHK総合のドキュメンタリー番組「アナザーストーリーズ」で、黒澤明と勝新太郎の対決を描いた作品を見た。映画「影武者」(1980年)の監督と主役の全面対決だっただけに、近頃の芸能スキャンダルとは全く違った人間ドラマとなった。

【上昇気流】(2022年6月14日)

近所のパン屋に入ったところ「働き方改革のため、何日と何日は休業します」と貼り紙がしてあった。土日が定休日のその店、さらに今月は2日休みにするので、その理由も告知したのだろう。

【上昇気流】(2022年6月12日)

読みたい本があると、かつては図書館をよく利用していた。趣味が読書だったので、一館だけではなく、数館で限度数まで借りて、読み切れずそのまま返しに行ったこともある。

【上昇気流】(2022年6月11日)

犯罪者の2人に1人が再犯者で、再犯を重ねる者も少なくない。犯罪自体の数は減っているのに、なぜ再犯を防げないのか。そんな疑問から明治以来、115年ぶりに刑罰の在り方が変えられる。

【上昇気流】(2022年6月10日)

骨を丈夫にする働きがあるビタミンD。大阪公立大の桑原晶子教授らのグループの研究で、これが不足する男性は動脈硬化のリスクが高まる可能性があることが分かった。きょうから兵庫県で開かれる栄養・食糧学会で発表される。

【上昇気流】(2022年6月9日)

JR青梅線の羽村駅で下車して多摩川へと下って行った。羽村市郷土博物館(東京都羽村市)に向かったのだが、羽村堰下橋に来ると興味深い光景が見られた。その日はアユ釣りの解禁日。

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