上昇気流

【上昇気流】(2023年11月10日)

結婚情報誌「ゼクシィ」の調査によると、日本で結婚式が一番多い月は11月(14・5%)だ。きょうは平日だが大安で、結婚式を挙げるカップルもいるだろう。

【上昇気流】(2023年11月9日)

中央自動車道を車で走っていると、小仏トンネル付近で渋滞となり、イライラさせられた人は多いと思う。ここで渋滞となることはよく知られているので、スムーズに進んだ時はうれしくなる。

【上昇気流】(2023年11月8日)

外国人観光客が新型コロナウイルス拡大前の実績を上回る勢いで増加してきている。円安による割安感も一因か。観光地に活気が戻る一方、マナー違反の「観光公害」もある。晩秋の旅路を見守りたい。

【上昇気流】(2023年11月7日)

今や世界的な有名ブランド食材となった和牛。台湾でも故李登輝元総統が基金を創設し、日本統治時代に持ち込まれた和牛の品種改良と繁殖に取り組んできた。その成果が台湾のブランド和牛「源興牛」だ。

【上昇気流】(2023年11月6日)

月刊誌「正論」12月号の特集「解散命令請求への疑義」で「政府のやり方がなぜ問題なのか」と題し、中川晴久・東京キリスト教神学研究所幹事と西岡力・モラロジー道徳教育財団・道徳科学研究所教授が対談している。

【上昇気流】(2023年11月4日)

読売新聞がこのほど行った世論調査では、インターネット上のニュースの情報提供元として信頼するメディアは「新聞社」が56%、「NHK」が50%、「民放テレビ局」が37%との結果となった。

【上昇気流】(2023年11月3日)

兵庫県の豊岡市を十数年ぶりに訪ねた。JR豊岡駅前からバスで城下町の出石へ向かった。円山川に沿って走るバスから田園の風景を眺めていると、シラサギとは別に河原で餌を漁(あさ)る、羽の先端の黒い鳥を見つけた。コウノトリだ。

【上昇気流】(2023年11月2日)

東北地方の各地で人がクマに襲われるという被害が相次いでいる。今年度最も多い秋田県では10月24日までに57人。次いで岩手県39人、福島県13人、青森県11人、山形県5人、宮城県2人。

【上昇気流】(2023年11月1日)

きょうから11月。暦を繰ってみると、旧暦ではいまだ9月。神無月の10月は今月13日から始まる。全国の神様が島根県の出雲大社に旅立って不在となるので神無月。逆に神様が集まる出雲は神在月(かみありづき)と呼ぶ。

【上昇気流】(2023年10月31日)

東海道新幹線が1964年に開業して以来続いてきた車内ワゴン販売がきょうで終了する。温かいコーヒーや固くて美味(おい)しいアイスクリームが車中で味わえなくなるのは残念だ。人気の2商品はグリーン席のみの販売となる。

【上昇気流】(2023年10月30日)

経済が順調な時代は人々の関心も低かった年金、医療、福祉の社会保障問題。しかし1990年代から医療費の増大が目立つと、以後、経済格差が広がる中で大きな政治社会問題に。今、きちんと対処しないと後世に汚点を残すと指摘する専門家は少なくない。

【上昇気流】(2023年10月28日)

きのうは「読書の日」。この日を起点として、11月9日まで「読書週間」である。「食欲の秋」と並んで「読書の秋」もよく口にする言葉だ。涼しい秋は、本を読むのにふさわしい。

【上昇気流】(2023年10月27日)

金沢市の南郊に野田山という標高180㍍ほどの低山がある。その北側の緩やかな丘陵一帯に広がるのが野田山墓地。加賀藩祖の前田利家はじめ歴代藩主や家臣、そして明治以降の軍人や文化人、一般市民が葬られている。

【上昇気流】(2023年10月26日)

東京のJR三鷹駅南口には太宰治に関する二つの展示館がある。一つは三鷹市美術ギャラリー内の太宰治展示室であり、もう一つはそこから徒歩5分ほどの太宰治文学サロンである。

【上昇気流】(2023年10月25日)

NHKはドキュメンタリー番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」を来年4月に18年ぶりに復活させるという。そのニュースを聞いて「風の中のすばる/砂の中の銀河」で始まる中島みゆきさんの「地上の星」の歌声が心に響いた。番組の挿入歌として印象深かった。

【上昇気流】(2023年10月24日)

正面に雪を頂く霊峰富士、手前右側には朱塗りの五重塔、そして左手前には満開の桜。最近こんな写真を見た覚えのある人は少なくないだろう。訪日客の人気スポット、山梨県富士吉田市の新倉富士浅間神社の眺めである。

【上昇気流】(2023年10月23日)

文豪夏目漱石の「坊つちゃん」に登場した蒸気機関車にちなんで名付けられ、愛媛県松山市の市中を週末や休日に走って観光客に人気があった「坊っちゃん列車」が全面運休する。運営していた伊予鉄道は「深刻な運転士不足に対応するため」などと説明している。

【上昇気流】(2023年10月21日)

「作家と作品を切り離して考えることは可能か」という根本的な課題に言及した文章(「三田文学」155号)に出会ったのは、久々のことだ。元編集者、前田速夫さんの連載第1回の冒頭に近い箇所だ。前田さんは、文芸雑誌の編集長を長らく経験した。

【上昇気流】(2023年10月20日)

コメディアンで俳優の財津一郎さんが亡くなった。89歳だった。1966年、人気テレビ番組「てなもんや三度笠」にレギュラー出演し、甲高い声で「キビシーッ」「~してチョーダイ!」と叫ぶ独特のギャグで大ブレーク。一世を風靡(ふうび)した。

【上昇気流】2023年10月19日)

「晴れた日には/あの森を思うよ/若葉、朽ち葉/鳥たちの楽園/水は森の地下を巡り/風は枝を吹き抜けて空へ/四季折々、色移ろう/緑百山(ひゃくざん)/すべての生命(いのち)の/森へ」。歌手で女優の溝端育和(やすな)さんが歌う「森へ」という曲の歌詞だ。

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