皇室の最新記事

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炎熱40度の坑内へ・地下450層―福島県・常磐炭田 ~福島編~ 【復刻 昭和天皇巡幸】

昭和22年8月。本格的な暑さは、ピークに達しようとしていた。宮内庁が関西に続いて行幸先と予定していた東北地方は7月、福島を除いて大水害に見舞われ、橋や道路などが破損した。

とどろく「君が代」の大合唱 富山、5万人の赤誠 ~富山編~ 【復刻 昭和天皇巡幸】

東に立山連峰を望む富山市布市(ぬのいち)は、有数の豪雪地帯である。軽く1メートルを越える雪が降る。記者が傷痍(しょうい)軍人の辻義直氏(69、当時)を訪ねたとき、「運が良かった、数日前までは大雪だった」と辻氏は語った。もう一つ幸運なことに、この季節雪などで、めったに姿を現さない立山が青空を背景に屹立(きつりつ)する姿を見ることができた。

「万歳で迎えるは国民の真心ぞ」 石川の農業功労者に ~石川編~ 【復刻 昭和天皇巡幸】

加賀百万石の旧城下町で知られる金沢の街から、国鉄七尾線で約2時間、日本海に面した和倉温泉は、能登半島最大の温泉地として有名である。約1200年前に開湯したともいわれ、古くから知られている。

「日本で一番偉え人やなあ」 雨しぶく北陸路へ ~福井編~ 【復刻 昭和天皇巡幸】

福井平野をうるおす九頭竜(くずりゅう)川は、岐阜県境の油坂(あぶらさか)峠付近に源を発し、坂井郡三国町で日本海に注いでいる。全長110キロ。九頭竜という名は「崩れ川」の転訛(てんか)したもの、と『大日本地名辞書』は記している。「崩れ川」の名の通り、九頭竜川はその昔ひと雨降るとたちまち氾濫した。それを治水した立役者として、1400年前の継体天皇の名が今に伝えられている。

陛下ご巡幸の地を取材して ~プロローグ~ 【復刻 昭和天皇巡幸】

昭和20年8月15日。約300万人に及ぶ尊い犠牲を払った大東亜戦争終結の日、わが日本民族は初めての敗戦を味わった。焦土と化した国土。疲弊と飢え、筆舌に尽くし難い虚脱感に襲われずに済んだ国民は、だれ一人としていなかった。

歴史の町、飯能市【上昇気流】

埼玉県飯能市の大通り商店街は、江戸時代に六斎市と呼ばれる定期市が開かれた所。月に6回開催されたのでこの名がある。土蔵など歴史的建造物が幾つも残っていて、昔ながらの日本を感じさせる。

6・25と日本学術会議【上昇気流】

きょうは何の日? 6月25日をネットで検索すると「加須市うどんの日」「住宅デー」「詰め替えの日」など実に平和な日である。が、1950年のこの日、朝鮮戦争が勃発し6・25動乱と呼ばれた。それで日本学術会議を思い浮かべた。

沖縄戦犠牲者を追悼 慰霊の日 首相、平和への誓い新たに

沖縄県は23日、第2次世界大戦末期に国内最大の地上戦となった沖縄戦から80年の節目となる「慰霊の日」を迎え、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式を行った。石破茂首相、衆参両院議長、最高裁判所長官をはじめ、玉城デニー知事や遺族らが参列し、正午の時報に合わせ1分間の黙祷(もくとう)を捧(ささ)げ、20万人を超える犠牲者の冥福を祈った。また宮内庁によると、天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下、上皇陛下御夫妻も、東京で黙祷を捧げられた。

『歴史のダイヤグラム〈3号車〉』 原武史著 「あのとき」へのタイムトラベル  【書評】

何となく、そばに置いておきたい本、である。本書に収録されている81編のショート・エッセーは、3㌻弱で、しかも8×5㌢の関係写真付きである。全体が、第1章「時刻表から読み直す、あの事件」、第2章「皇族も政治家も、みんな鉄道を使っていた」、第3章「作家が愛した線路」、第4章「あの日の駅弁、思い出の車輛」、第5章「旅情の記憶」となっている。

豆記者と皇室の絆【美ら風】

先日、天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下が、戦後80年を迎える沖縄を訪問された際、かつて「豆記者」として活動した学生たちと再会された。

『アジア系アメリカを知るための53章』李里花編著歴史的背景と現在を描く【書評】

アメリカ合衆国の「アジア系」の人口は、現在、2400万人であり、総人口の約7・2%を占める。その最大国は中国系であり、19世紀半ばのゴールドラッシュに労働移民として大量入国する。

皇室の沖縄への深い思い【上昇気流】

「思はざる病にかゝり沖縄のたびをやめけるくちおしきかな」――。平成31年、小紙と朝日新聞がスクープした昭和天皇の未発表の御製(ぎょせい)である。

長嶋茂雄氏逝く あなたは時代の精神だった【社説】

プロ野球巨人軍の選手、監督として輝かしい業績を残した「ミスタープロ野球」長嶋茂雄氏が亡くなった。寂しさの中で出てくるのは「長嶋さん、ありがとう」の言葉である。

釈迦のインドに恩返し 法華宗真清浄寺住職 吉田日光師に聞く【持論時論】

東京都新宿区の神楽坂駅近くにある法華宗真門流真清浄寺の吉田日光(にちこう)住職は、宗祖日蓮聖人が国難に当たり「立正安国論」を鎌倉幕府に上奏したように、「衆生済度こそわが天命」と覚悟して得度したという。その社会実践の一つがインドの教育支援。釈迦(しゃか)が悟りを開いたとされるブッダガヤに別院を開き、さらに学校に通えない子供たちのための小学校を開いている。エネルギッシュな活動の一端を聞いた。

捏造された中国史【上昇気流】

比較思想の分野を開拓した仏教学者、中村元の代表作に『東洋人の思惟方法』がある。仏教の受容形態を手掛かりにインド人、チベット人、中国人、日本人の思惟方法の特質を描き出している。

男系男子による皇統の断絶につながる読売の女系容認は危険な提言

読売の「象徴天皇制 皇統の存続最優先に考えたい」と題する「女系天皇容認」提言(5月15日付)には保守層だけでなく多くの国民から批判の声が上がっている。産経が出版する月刊『正論』(7月号)は「読売新聞は0点だ」と題する特集を組んでいるが、朝日の「女系天皇」論はどうだろう。こちらは5月28日付に「皇室制度のあり方 女性・女系 将来の道閉ざさずに」との特大社説(通常2本掲載を1本)を掲げた。この採点を筆者に委ねられれば、ずばり「マイナス点だ」と言わせてもらおう。それも巨大マイナス点だ。

花と巨岩・巨木の宝庫「七座山」 秋田県能代市二ツ井、自然と歴史織り成す

明治天皇ゆかりの恋文(こいぶみ)の聖地・きみまち阪県立自然公園(秋田県能代市二ツ井(ふたつい))の向かいに「七座山(ななくらやま)」は横たわっている。その魅力の一つは、標高287メートルの低山でありながら、春は色とりどりの花々、秋は全山が紅葉する自然の豊かさであり、巨石と巨木が次々と現れ、権現様(ごんげんさま)などの信仰の山でもある。もう一つの側面は、江戸時代の幹線道路だった羽州街道が山の傍(かたわ)らを通っていたこと。人々は大河である米代(よねしろ)川を舟で渡った。吉田松陰、伊能忠敬、幸田露伴など歴史に名を刻む人々がその傍らを歩いて行った。歴史のロマンが漂う。

【書評】『奈良時代の大造営と遷都』小笠原好彦著 遺跡が語る仏教立国の歩み

聖武(しょうむ)天皇の命日とされる5月2日、東大寺で聖武天皇祭が営まれた。大仏殿での法要は外国人を含む多くの観光客が見守り、聖武天皇の発願(ほつがん)で造立された大仏の国際的な開眼(かいげん)供養をしのばせていた。

皇統と「女系天皇」 読売提言に保守派反発【論壇時評】

安定的な皇位継承の在り方に関する与野党の協議が国会の会期末を前に大詰めを迎える中、読売新聞が15日、1面に「皇統の安定 現実策を」の見出しを掲げて公表した提言に対して、反響が巻き起こっている。特に保守派から反発がすさまじい。皇統の断絶につながる懸念の強い女性宮家の創設を提言したばかりか、女系天皇も排除すべきではない、というのだから当然だろう。

安定的皇位継承で女性・女系天皇論を提言、もはや保守と呼べぬ読売

読売が15日付1面トップに「皇統の安定 現実策を」と題する読売新聞社提言を発表し、女性宮家の創設のみならず、その夫・子も皇族とし、「女性天皇に加え、将来的には女系天皇の可能性も排除することなく、現実的な方策を検討すべき」と女系天皇まで持ち出した。

江戸っ子と「浅草っ子」【上昇気流】

令和の東京・浅草は外国人客も多く、人であふれている。が、30~40年前は人出が少なかった。浅草の若旦那衆は、六本木や赤坂辺りで飲むことも多かった。

皇族数確保 男系皇位継承が大前提だ【社説】

皇族数の確保のために皇位の男系継承の伝統を崩すことがあってはならない。

パワースポット葛原岡神社ー尾根から遠望する相模湾

山々が相模湾を囲むように鎌倉の街を取り巻いている。自然の豊かな街で谷戸が奥深く入っている。市街地の西側、南北に走る尾根をたどるのが葛原岡・大仏ハイキングコースだ。約3㌔。街は東側に広がっている。歩いてみると意外に小さな街だと分かる

聖武天皇祭 奈良市東大寺 大仏殿で厳かに慶讃法要

5月2日、奈良市の華厳宗大本山東大寺で、756年の同日に崩御(ほうぎょ)されたとされる聖武(しょうむ)天皇の御忌法要(ぎょきほうよう)が営まれた。世界最大の木造建築として世界遺産にも登録されている東大寺はこの時期、多くの観光客でにぎわい、大仏殿での慶讃(きょうさん)法要は参列者と共に観光客が見守る中、厳かに執り行われた。

神仏習合の歴史語る秘仏【上昇気流】

石川県羽咋(はくい)市の羽咋神社は、平安時代の『延喜(えんぎ)式』にも載る古社で、祭神は磐衝別命(いわつくわけのみこと)。垂仁天皇の御代、一帯に疫病が流行り、怪鳥が出現して人々を苦しめていた。そこで皇子の磐衝別命が派遣され、怪鳥を退治し、地域の発展に尽くしたという。

世代を超えた「慰霊の旅」【美ら風】

6月上旬、天皇、皇后両陛下が沖縄を訪問される。各種報道によると、今回は愛子内親王殿下も同行される見通しとのことで、これが実現したら、内親王殿下にとっては初めての沖縄御訪問となる。戦後80年の節目の年に、天皇家が2世代で「慰霊の旅」をされることの意味は大きい。

「民衆の教皇」フランシスコ死去 教義の体現者、宣教の前線に

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の死去を受けて、次期教皇選出のコンクラーベに世界の関心が集まっている。理由の一つはトランプ米政権の登場で世界的に不透明感が高まる中、ウクライナ紛争、イスラエル・ガザ戦争、果ては米中貿易戦争まで、解決が極めて困難と思われる難問に遭遇する中で、宗教の役割が再び注目を集めているからと言えそうだ。フランスから報道を中心にまとめた。

改憲しない自民に存在意義なし 山下英次 大阪市立大名誉教授に聞く【インタビューfocus】

日本が先の大戦で敗戦してから今年で80年。戦後の米占領下で施行された日本国憲法は一度も改正されていない。憲法記念日に合わせ、国際経済政治学者の山下英次大阪市立大学名誉教授に現行憲法の問題点や改憲できない理由などを聞いた。

昭和の日「大いなる時代」から学ぶもの【社説】

きょうは「昭和の日」。昭和天皇の誕生日である。

フランシスコ教皇 混迷の世界に融和と慈愛【社説】

カトリック教会の最高指導者、フランシスコ・ローマ教皇が逝去した。

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