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最も深刻な人道危機地帯 放置できないスーダンの惨状

 新年早々、国内では衆院解散・総選挙、国際ニュースも忙しい。ベネズエラ、イラン、米欧のグリーンランド対立…だが忘れられがちな地域の悲惨さもぜひ書き留めておきたい。

国際詐欺集団の主犯格救済した中国 カンボジアから身柄移送

 日本では一部の英字新聞などでしか報道されなかったが、今、中国は国際法と他国の主権をも外交と政治力によって巧みに排除し、新たな国際秩序をつくろうとしている。

揺らぐ反米独裁カルテル

トランプ米大統領は企業経営者出身である。官僚の事なかれ主義とは次元が違う。

「中央アジア+日本」首脳会合成果と課題 高まる地政学的重要性

 旧年末の12月19~20日に、東京で初の日本と中央アジア5カ国の最高首脳会合(「中央アジア+日本」サミット)が開催された。

中国の嘘を暴いた私の台湾訪問 「台湾は独立国家」を証明 日台の交流・連携強化にも一役

 1月6日から10日まで、私は日本国の参院議員として、台湾、すなわち中華民国を訪問した。

高市政権の新たな外交政策 参政党を引き込む選択肢も

本年は、昭和元年から丸100年、アメリカは建国からちょうど250年を迎える。明治元年から丸100年は1968年で、日本が人口1億人に達し国内総生産(GDP)が世界第2位になった年であり、アメリカの200年祭(バイセンテニアル)は1976年で経済好況中、民主党のカーター氏が大統領選に勝ち、留学中だった筆者を含めアメリカ人までも「ピーナッツ農場経営のカーターって、誰?」とささやきあった。

ベネズエラ攻撃の教訓 米国の軍事的優位が鮮明に 中国共産党の野望を阻止か

ソビエト連邦との50年に及ぶ「トワイライト・ストラグル」(米ソ冷戦をテーマにしたボードゲーム)で、特に政治的に右寄りの立場の人々の間で、米国はロシアの能力を過大評価し、その脅威を一貫して過小評価してきたとよく言われていた。

米大統領選へ活動始めたエマニュエル氏 CNN解説者で基盤整備

 今年は米国の中間選挙の年であり、その直後から事実上、2028年の大統領選が始まる。

国際機関・組織の機能不全 欧州、日本…G4以下頑張り年 【山田寛の国際レーダー】

 2025年は国連、WTO(世界貿易機関)、ICC(国際刑事裁判所)をはじめ多くの国際機関・組織が機能不全・半不全に陥った。トランプ米大統領が今週明らかにしたところでは、米国が脱退を決めた国際機関は66に上っている。26年、国際機関や欧州は不全・半不全傾向を一層強めるのか。米中のG2や米中露のG3で地球の安全がディールされる時代に入るのか。

中国による台湾併合と向き合う与那国島 指呼の間で中国と対峙する恐怖

 昨年末12月29日から中国が台湾包囲の大規模軍事演習を実施し、30日にはミサイル27発を発射した。2022年8月には、アメリカ下院議長ナンシー・ペロシ氏の台湾訪問直後、中国は同様の大規模軍事演習で11発のミサイルを放ち、うち5発が日本の排他的経済水域に着弾したが、今回はそのようなことはなかったと報じられた。

中国の西半球戦略とモンロー主義 世界的覇権拡大への最前線

 ベネズエラの一件は、世界への強力な警鐘とすべきだ。中国による世界的覇権への執念が、台湾海峡や南シナ海、インド太平洋の貿易ルートに限定されたものではないことを明らかにしたからだ。

C5構想とロシアの戦略的世界観 「耐久性」で測られる権力

 トランプ米大統領が提唱する「コア・ファイブ」(C5)構想は、人口が1億人を超え、世界の安全保障、エネルギー、経済システムの要となる米国、中国、ロシア、インド、日本の5カ国が結集し、軍事力や世界的な影響力を指すハードパワーで定義される新たなエリートフォーラムを創設するもの。先進7カ国(G7)のようなグループに取って代わる可能性を示唆している。

もっと「今」を楽しもう お金のための努力し過ぎ

 半世紀前に見たテレビ番組にとても印象的で今でも覚えているシーンがある。インフレと不景気による失業者が多いブラジルの人たちの生活の現状を描いたドキュメンタリーだ。

21世紀の覇権秩序を占う 地域大国角逐の時代へ

 年が明け2026年を迎えた。早や21世紀もその4分の1が過ぎたが、これからのポストモダンの時代、世界の権力構造はどうなるのか。御屠蘇(おとそ)気分で拙い予測を試みてみたい。

韓国の「対馬は朝鮮の地」騒動 「独島はわが領土」歌詞改定

 年末であるから北朝鮮のこの1年間の出来事の回顧と展望をすべきであるが、今年も通年と変わらず金正恩政権の核・ミサイル開発と軍事力強化、隠蔽(いんぺい)していたロシアへの北朝鮮軍人の派遣騒動、金正恩総書記の娘の「ジュエ」の漢字名が「主愛」で、金王朝の後継者になる可能性が高まってきた等、たわいのない話題で終えそうだ。

永田町のデジャブ 「解散含み」は「波乱含み」

長年、永田町で繰り広げられる権力闘争を眺めていると、時に、この光景は、昔、どこかで見たような気がするという感覚に囚われる。デジャブ(既視感)とでもいうのだろうか。

最新数字で見た「中国大不況」の惨状 不動産投資4年間で41%減少

 11月14日、国家統計局報道官は記者会見で、10月の全国生産者物価指数(PPI)が前年同月比では2・1%の下落であると発表した。これで中国のPPIは37カ月連続の下落となった。

ジャーナリスト投獄時代 中国はますます過酷に 【山田寛の国際レーダー】

 それを示す物差しが投獄されているジャーナリスト、報道関係者の数だ。NGO「国境なき記者団」(RSF=本部パリ)は毎年末、獄中の人数をまとめているが、世界では現在502人。断トツはもちろん中国で香港も含め121人、2位はロシア48人、ミャンマー47人と“順当な顔触れ”が並ぶ。

「封建寡頭制」のパキスタン エリート層が国家を私物化

 アメリカは元来、自由と民主主義を重んじ、特に戦後、世界最大の覇権国家としてこの思想および制度を啓蒙(けいもう)し、また時には武力まで使って推し進めてきた。しかし、トランプ氏が大統領となって、この方針は大きく変貌している気がしている。

山上被告報道の問題点 「復讐劇」の筋書きへと単純化

 奈良地裁で行われた安倍晋三元首相暗殺事件の裁判では、山上徹也被告の生い立ちを犯行の動機と結び付けて報道したメディアが多かった。

2025国際政治流行語大賞 印象付け、驚かせた言葉と語る【山田寛の国際レーダー】

 習近平・中国の反日大キャンペーン。この駐大阪総領事のSNSを皮切りに、「国連憲章の旧敵国条項」「サンフランシスコ講和条約無効」「琉球(沖縄)は日本領ではない」などの戦狼の挑発的言辞の乱射から、自衛隊機へのレーダー照射までと激化した。首斬り発信など、駐中国日本外交官がしたら大変だろう。

戦後80年は節目になったか アメリカ化の弊害随所に

 戦後80年の年が終わろうとしている。日本初の女性総理が実現したのは目新しいが、戦後80年は戦後体制の確認であり、新たなパラダイムへのシフトではなかった。高市早苗総理はアベノミクスの後継を明らかにしている一方、戦後レジームからの脱却を後継するとは明言していない。

理想的就業形態を目指す定年制度 健康年齢まで就業継続を

 今、わが国の経済は景気上昇傾向にある。グローバル化が進む中で、より高次な成熟経済社会へ転換しつつある。しかし、少子高齢化による人手不足によって経済・社会活動が制限されてきた。

米安保戦略の衝撃

トランプ米政権の国家安全保障戦略(NSS)報告書が韓国に投げ掛けた衝撃は、「米国第一(アメリカ・ファースト)」というスローガンを超えて、韓国の安全保障環境が根本的に再編されていることを知らせる警告状のようなものだ。

AIで最大の恩恵を得る日本 人口問題の危機を機会に

 最近、人工知能(AI)の現状と未来に関する3日間の国際会議に参加する機会を得た。非常に興味深いものだった。

ソルジェニーツィンと自由 西欧の道徳的退廃を厳しく批判

ソルジェニーツィンは現在、既にほぼ忘れられた存在となっている。少なくとも日本のジャーナリズムにおいて彼の名前を見ることは殆(ほとん)どないと言ってもよいだろう。

米中関係とレアアース問題 貿易戦争は一時休戦状態

今日、台湾問題に関する高市早苗首相の発言を巡り日中関係が険悪化しているが、台湾問題は米中間でも大きな課題である。米国は「アメリカ・ファースト」を掲げて関税戦略を展開する中で、トランプ大統領は米中過熱期には対中関税を145%まで引き上げると示唆したほどだが、中国はレアアース(希土類)の輸出規制を「切り札」に最後まで戦う姿勢を見せていた。

中国に対台湾武力不行使宣言を要求せよ 首相発言撤回の必要なし

 去る11月7日、衆議院予算委員会で立憲民主党の岡田克也委員からの質問に対し、高市早苗首相が、中国が台湾を海上封鎖すれば、存立危機事態を宣言する状況があり得ると発言した。

トランプ政権の内政と保守思想 行き過ぎた移民・多様化を是正

 昨年、米大統領選に勝利し、トランプ氏が政治の表舞台に復帰してまもなく1年を迎える。第2期政権の発足後、トランプ大統領が内政で力を入れたのが不法移民対策と「多様性・公平性・包括性(DEI)」政策の是正であった。

トランプ・ショック テロ対策進むかナイジェリア 【山田寛の国際レーダー】

 ナイジェリアでは先月、公立とカトリック系の寄宿学校2校が相次いで武装集団に襲撃され、女子小中高生ら計340人が拉致された(うち75人は同月末までに脱出)。ティヌブ大統領は国家緊急事態宣言を発し、兵士、警官の増員方針を発表した。

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