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国際観光に乱気流 ロシア人増、米観光力減退

 国連世界観光機関によると、2025年の国際観光旅行客は15億2000万人で24年から4%増。観光はコロナ禍前より盛んになった。だが乱気流も生じている。

ロシアの情報統制に対抗を レーガンの手法に学べ

 ソ連はアフガニスタン侵攻(1979~89年)という侵略戦争で敗北した。その背景には、戦死したソ連兵1万4453人、負傷者および行方不明者5万4000人という犠牲を国民が到底受け入れられなかったという事情がある。

「中国軍異変」の深層 「戦って勝てる軍隊」構想が崩壊

 中国軍で進む高官の大量粛清は、単なる汚職摘発の域を超え、権力構造そのものの不安定化を示している。

米イラン攻撃の波紋

米国のトランプ大統領は今年1月初め、ベネズエラのマドゥロ大統領を電撃的に拘束したのに続き、2月末、短時間でイランの独裁者ハメネイ師をはじめ指導者49人を「排除」した。特に注目すべき点はトランプ氏の心理戦だ。

外交カードと少子化カード切るとき 企業の内部留保を若者に投資

 トランプ米大統領がイラン攻撃を始めた。大方の見方は、イスラエルのネタニヤフ首相に同調し、戦争は長期化も避けられない状況にある。

五輪2選手が教える成功の意味 個人の尊重と国家的威信

 米国で生まれ、自由に育った十代の子供の親として、私は冬季五輪で脚光を浴びた谷愛凌(アイリーン・グー)、アリサ・リュウ両選手の歩みを、単なるメダル争い以上の意味をもって見詰めてきた。

青森の三内丸山遺跡を見てきた 興味が尽きぬ縄文時代

 2月の初旬、何十年ぶりの大雪という青森に行ってきた。目的は三内丸山遺跡をはじめとする縄文遺跡と博物館を見るためである。

対イラン軍事攻撃 力による人権回復はできるか

米、イスラエルのイラン空爆、最高指導者ハメネイ師殺害。力の行使がどんどん広がったら地球秩序はどうなるのか、懸念は大きい。

トランプ政権の国家安保戦略と日米同盟 西半球重視と中国排除の宣言

 昨年12月にトランプ米政権が公表した「国家安全保障戦略(NSS)」は、米国第一主義の下、モンロー主義を再確認し、米本土および西半球を最重視する戦略方針を明らかにした。

5年ぶり開催の朝鮮労働党大会 核兵器開発が最優先課題

 毎年、この時期のコラム記事には「火喰(く)い」の話を書いている。寒さが厳しい北朝鮮の冬の中でも、2月の北部地域の寒さは特別だ。

新START失効と中国の動向

米露間で唯一の核軍縮合意「新戦略兵器削減条約(新START)」が去る2月5日に失効した。トランプ米大統領はプーチン露大統領が示した事実上の条約1年延長案には乗らなかった。そこには中国を含めた新たな核軍縮枠組みの構築への意欲があったとみられている。ロシアは条約失効でも即座に核戦力の大幅な増強に移行することは無いであろうが、「核大国」であることを国家の存立基盤とするだけに中長期的には核軍拡を進めるであろうし、核増強の趨勢(すうせい)は否めない。

世界的な不正選挙疑惑

高市早苗首相が率いる自民党が、総選挙で316議席を獲得し、歴史的な大勝を収めた。決断力と歯を食いしばって頑張る姿が勝利を呼び込んだ。

AIに包囲された日本の選挙 SNSに溢れたフェイク動画

 2月8日の衆議院選挙は、選挙運動期間がわずか16日間という戦後史上最短の選挙だった。有権者が投票する前に、生成AI(人工知能)が民主主義にどれほどのダメージを与えることができるかを試すストレステストだったとも言える。

エプスタイン事件を巡る「死」 本人や関係者ら複数“自殺”

ジェフリー・エプスタイン事件は、現代における最も衝撃的な刑事事件の一つである。

中国人民解放軍は機能しているのか 失われる経験・継続性・信頼

 ここ数年、中国人民解放軍では高級将官に対する粛清が繰り返されており、中国軍指導部の制度的安定性や作戦遂行能力に深刻な疑問が投げ掛けられている。2023年以降、国防相、ロケット軍司令官、兵站(へいたん)・装備部門の高官らが相次いで解任され、指揮系統の継続性はすでに大きく損なわれている。

やってみなはれ 牙を剥いた「小選挙区制」

未来のリーダーを育成する目的で松下政経塾を設立した松下幸之助翁は「やってみなはれ」が口癖だったらしい。

ガザ和平の国際安定化部隊 どうなるインドネシア軍

米国主導のガザ和平計画の中で、平和維持に当たる国際安定化部隊(2万人)の一員にインドネシアが名乗りを上げ、最高8000人を派遣することが発表された。

選挙戦の激しい妨害活動 暴力的な威嚇が当たり前に

 2月初頭は衆院選だけでなく大阪府知事・市長選も行われ、政治参加の機運が熱気となって国内を分厚く包み込んだ。しかし人々が積極的で前向きな姿勢を示しただけでなく、激しい妨害活動で街頭演説が混乱する場面もあった。

映画「湯徳章―私は誰なのか―」 二・二八事件で公開処刑

私が湯徳章の名前を知ったのは、門田隆将氏の著作『汝、ふたつの故国に殉ず』(角川書店)だった。門田氏は湯を、日本人の大和魂と台湾人の独立精神とを兼ね備えた英雄的な人物として感動的に描いていた。

戦い済んで、社会保障・社会福祉は? ソーシャルワークの制度化を

 自民党の地滑り的勝利。英語の表現だが、それにふさわしい選挙結果だった。

少子化対策での公的支援の在り方 篤い応対システムの提供を

 わが国では出生率の低下が続き長年の懸案となっている。出生率への影響は、結婚前と結婚後に分けられるが、ここでは、結婚後の親に対する公的支援の在り方を考えてみよう。

自衛官の階級呼称見直しに当たって 自衛隊そのものの位置付け見直しも

 自民党と日本維新の会は昨年10月の「連立政権合意書」で、自衛隊の「階級」や「職種」等の国際標準化を令和8年度中に実行するとした。自衛隊の階級は、最高位の「将」から「2士」まで全部で16階級が定められている。

紛争はいっぱいでも 国連PKO時代の終幕?

 紛争が減ったからではない。昨年5月、グテレス国連事務総長はベルリンでの「平和維持の将来に関する閣僚会議」で懸命に訴えた。「われわれは今、国連創設以来最多の紛争と記録的な数の難民に直面している」「世界はかつてなく国連を必要とし、国連はPKOが現実と明日の挑戦に対応する手段を必要としている」「でもPKOはカネがない。どうか各国は未払い分担金を早く払ってほしい」

「大学入学共通テスト」に思う 「一発勝負」の危うさ懸念

 今年も「大学入学共通テスト」が実施された。私は「共通一次試験」の1期生である。1979年の1月だった。それから約20年後以降からは試験監督として何度か関わることがあったので、考えさせられることは多い。

『菅義偉 官邸の決断』を読む 幅広い官房長官の仕事

 内閣は幕府のようなものだ。内閣総理大臣は将軍、官房長官は老中首座、各省は諸藩。江戸幕府の将軍は実際に政務を行うケースは少なかったが、家康・吉宗・慶喜などは実際の政治に関与していた。

グリーンランドは北米防衛の要 「近北極国家」自称する中国

 中国の北極に対する野心は、もはや珍奇な話題ではない。中国は、経済、科学、外交、情報の各分野にまたがる、規律ある取り組みであり、米本土防衛や北大西洋条約機構(NATO)が欧州を増援する能力にとって重要なこの地域で、持続的な影響力を構築することを狙っている。

安保環境は力で守る時代に入るのか 米中露が露骨な国益追求

 台湾有事への対応を巡る高市早苗総理発言に対し、「台湾は核心的国益の『核心』」とする中国は発言の公式的な撤回を要求し、圧迫が反復される中で新年を迎えた。

11議席増の攻防 「一石五鳥」の秘められた理由

仮名手本忠臣蔵に赤穂浪士が吉良邸に討ち入りする場面が描かれている。揃いの装束に身を包んだ大石内蔵助を陣頭に47人の浪士が整然と討ち入り主君の仇を見事に討つ。雪明りの中で、浪士が同士討ちを避けるために「山」と「川」という合言葉を使う。

単純な善悪論のベネズエラ報道 ルールは武力によって維持

米国が1月3日に奇襲作戦を実施して、ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束した。

最も深刻な人道危機地帯 放置できないスーダンの惨状

 新年早々、国内では衆院解散・総選挙、国際ニュースも忙しい。ベネズエラ、イラン、米欧のグリーンランド対立…だが忘れられがちな地域の悲惨さもぜひ書き留めておきたい。

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