[文化]

あけび蔓細工職人、中川原信一氏/秋田県 写真と作品展 実演も

日本を代表するあけび蔓(づる)細工職人、中川原(なかがわら)信一氏(秋田県横手市在住)の仕事内容を書籍と写真、作品、そして夫妻による制作実演とトークイベントを通して紹介する出版記念展が2日間にわたり先日、秋田県立美術館で開かれた。主催はgallery KEIAN。

「トキと共生する里地づくり取組地域」環境省公募 真っ先に石川県が名乗り

国の特別天然記念物「トキ」は現在、新潟県佐渡市で飼育されているが、本州での定着を目指し、環境省はこの取り組みの主体となる地方公共団体として「トキと共生する里地づくり取組地域」を公募しているが、石川県の馳浩知事が真っ先に手を挙げた。

西洋が成した世界帝国の否定 千年かけ国民国家を形成

今年の復活祭の日、4月23日の深夜、ロシアのプーチン大統領はモスクワの救世主キリスト大聖堂で祈りに参加した。モスクワ総主教キリル1世に宛てた祝賀書簡では、ロシア正教が果たしてきた伝統的、道徳的、家族的価値の促進を称(たた)えたという。

蓄音機の父 ホーンの別荘 明治の館/栃木県日光市

栃木県日光市の輪王寺の東側に明治の館がある。今では西洋料理の店として知られているが、料理店となったのは昭和52年から。建てられたのは明治後期で竣工(しゅんこう)は不詳。平成18年に国登録有形文化財に指定された。

大分県立美術館で「原点から現点」展

「コシノジュンコの創作の本質は、服飾とそれをまとった人が織りなす姿を通じて、宇宙や自然、人間など、我々を取り巻く万物の理(ことわり)、そして、そこに宿される真・善・美を指し示そうとするところにある」

フランス美術事情 「パイオニア 狂騒の20年代のパリの芸術家」展

フランス元老院(セナ)が所有するパリのリュクサンブール美術館での展覧会には常に特別な意味がある。それは国家を意識したものだが、別にフランス人芸術家しか扱わないという意味ではない。事実、イタリア人のモディリアーニの大回顧展も同美術館は行った。

子供の頃に見た思い出など 「月にまつわるエッセイ」入賞作品

昨年は、宮城県仙台出身の詩人・土井晩翠(ばんすい)の作詩による名曲「荒城の月」が発表されて120年、また晩翠生誕150年の節目の年だった。それを記念し、仙台文学館(仙台市)では昨年夏から「月」にまつわるエッセー作品(1200字以内)を募集した。全国から206編の作品が寄せられ、当館館長・佐伯一麦(かずみ)氏(作家)による選考の結果、最優秀賞1作品、優秀賞2作品が今春、決定した。

明治の庶民生活に愛惜込め 「没後50年 鏑木清方展」を観る

今年没後50年を迎えた日本画家、鏑木清方(かぶらききよかた)の回顧展が東京国立近代美術館で開かれている。鏑木清方といえば、「築地明石町」に代表される美人画のイメージが強い。本展でも昭和2年の帝展で帝国美術院賞を受賞した同作と「新富町」「浜町河岸」を加えた3部作が展示の目玉の一つになっている。しかし、清方の画業は、決して美人画の範疇(はんちゅう)に収まるものではない。むしろその真骨頂は、人々の生活に注いだ温かいまなざしにあったことを示そうというのが本展の狙いの一つとなっている。

独立不羈はコサックの伝統 黒川祐次『物語 ウクライナの歴史』

ロシアのウクライナ侵攻は、専門家たちも予想しなかった出来事だが、ウクライナの国民がここまで一丸となって徹底抗戦していることも、世界の人々を驚かせている。その祖国愛や抵抗精神の強さはどこからくるのか。

光で描いた創造的名品群 光のメディア/東京都写真美術館

東京都写真美術館で「TOPコレクション 光のメディア」が開催中だ。同美術館には約3万6千点の収蔵作品があるが、写真は光に弱いメディアなので、常設展示ができず、名品を定期的に紹介するコレクション展を開催。

日本最北の大規模な地方官庁・古代城柵

奈良時代から平安時代まで、日本最北の大規模な地方官庁だった古代城柵「秋田城跡」の整備・復元が今も続いている。先日、明治時代に道路工事で分断された「政庁」の東門と西門を結ぶ連絡橋が完成。またスマホでのバーチャル体験もできるようになった。

疫病の神として広く流布「牛頭天王とは何者か―信仰の受容と展開を考える」

牛頭(ごず)天王は、日本で広く信仰された神の一つだが、その正体についてはよく分かっていない。先月初め、岩手県一関市藤沢町の長徳寺(渋谷真之住職)で、蘇民祭が営まれた後、東北大学災害科学国際研究所や藤沢町史談会などの主催による「疫病退散プロジェクト講演会II」が行われ、高崎経済大学の鈴木耕太郎准教授が「牛頭天王とは何者か―信仰の受容と展開を考える」と題し講演を行った。

「ホイッスラー:フリック・コレクション名品」展

19世紀、ヨーロッパに日本美術を伝えるジャポニスムが拡(ひろ)がった時代、アメリカから来た芸術家の中にも、その影響を受けた者がいた。その代表格がジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラーだ。

美術の巨匠ミロが日本から受けた本質的な影響

スペインが生んだ20世紀美術の巨匠、ジョアン・ミロと日本との関わりに焦点を置いた「ミロ展ー日本を夢みて」が、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている。ミロは若い頃から日本とその文化に強い関心を持ち、1960年代の来日は巨匠に大きなインスピレーションを与えた。

東京都写真美術館で「松江泰治 マキエタCC」展

 東京都写真美術館で「松江泰治 マキエタCC」展が開かれている。松江泰治さんは世界各地の都市や地表を独自の視点から撮影してきた。展示されているのは〈CC〉(2001~)シリーズと、〈makieta(マキエタ)〉(2007~)シリーズ。

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