文化

炉や遺物の変遷を知る 埋文あきた発掘展/秋田県埋文センター

埋蔵文化財の発掘・調査に携わる秋田県埋蔵文化財センター(大仙市払田(ほった))で「埋文あきた発掘展」が開かれている。

能登半島地震で中止の青柏祭「でか山」巡行

能登半島を代表する祭りの一つ、石川県七尾市の青柏祭(せいはくさい)。その中心行事である「でか山」の運行は、元日の地震被害で中止となったが、5月4日、大地主(おおとこぬし)神社で神事が営まれ、参列者が来年の「でか山」運行を誓った。

【フランス美術事情】抽象ではなく本質を表現した具象

20世紀にパリを拠点に活躍したルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシは、同じ20世紀に大きな足跡を残したオーギュスト・ロダンに比べれば、フランスでも日本でも知名度が高いとは言えない。ところが、くしくもパリと東京で同時にブランクーシの大回顧展が開催され、その作品群は21世紀に大きなインパクトを与えている。

芭蕉が新境地を開いた場所 「芭蕉野分して」の句碑/東京都江東区

東京都江東区の隅田川沿いに芭蕉記念館がある。その裏手の親水テラスを史跡展望台の方に行くと、かつて深川の草庵で芭蕉が詠んだという句の記念碑が並んでいて、「芭蕉野(の)分(わき)して盥(たらい)に雨を聞(きく)夜哉(よかな)」もその一つ。

「山も里も面白い」 熱気球で世界各地を浮遊

熱気球に触れる機会が増えている。日本気球連盟のHPを見ると、今年はすでに1月から宮崎県を皮切りに全国各地で体験搭乗やバルーンフェスティバルが行われている。競技性の高い「熱気球ホンダグランプリ」も2023年は全国4カ所で行われた。学生時代にアフリカ・ケニアの上空を飛ぶなど海外での熱気球体験の多い同連盟会長の太田耕治さんに外国の状況を聞いた。

女子生徒ら「勧進帳」熱演 10日から石川県小松市「お旅まつり」

初夏を彩る石川県小松市の伝統行事「お旅まつり」が5月10日から12日まで、菟橋(うはし)神社と本折(もとおり)日吉神社の春季例大祭として開催される。

展示やVR技術で三春城再現

福島県田村郡三春町で、地域の伝統行事の長獅子舞や太々(だいだい)神楽(かぐら)を伝える企画展が開かれている。

残せるか能登の伝統的景観

最大震度7を記録した能登半島地震では、多くの住宅被害が出た。倒壊した家屋の多くは古い木造建築で、黒い瓦屋根が倒れた柱や壁を覆っている光景が幾つも見られた。

蘇る江戸時代の「鹿角郡」

江戸時代後期の紀行家・菅江(すがえ)真澄(ますみ)は、30歳の頃に郷里(現在の愛知県)を旅立ち約45年間にわたって東北地方と北海道方面を旅し膨大な記録を残したが、その中でも盛岡藩の「鹿角(かづの)郡」に焦点を当てた企画展が秋田県立博物館(秋田市金足)の菅江真澄資料センターで開かれている。

名手による短編小説への誘い 阿部昭著「新編散文の基本」を読む

日本の近代文学では、短編小説の名作が幾つも生まれた。しかし、最近は短編が話題になる事はほとんどなくなった。文体の魅力、文章の彫琢などがより問われる短編小説の衰退は、文学そのものの衰退を意味する。そんな中で、戦後を代表する短編小説の名手、阿部昭の『新編散文の基本』(中公文庫)は、改めて短編小説の魅力を語りその世界に誘ってくれる。

【フランス美術事情】 パトロンが王侯貴族からブルジョワへ

日本でもファンの多い印象派が西洋美術に決定的方向性を与えたのは、教会や王侯貴族の依頼で制作を行う職人的性格が強かった画家たちが「芸術家」を意識し始めたことにある。産業革命でブルジョワが画家のパトロンになり、大衆化が進み、王侯貴族しか手にすることがなかった絵画が大衆に浸透し始めた時代と重なる。

「レコオドと私~秋聲の聴いた音楽」 “音楽”を通じ作品と時代を紹介

明治の文豪・尾崎紅葉の門下には、金沢ゆかりの幻想的な作風で知られる泉鏡花がよく知られているが、もう1人、同じ紅葉門下でまったく別な作風を完成させた作家がいる。

仙台市沿岸部で地域を活性 「川俣正/仙台インプログレス」報告展

東日本大震災の津波によって空き地となり、ほとんど人が住んでいない地域でコミュニティーのつながりと活性化を促進するプロジェクト「川俣(かわまた)正(ただし)/仙台インプログレス」の報告展が宮城県仙台市の「せんだいメディアテーク」で5月30日まで開かれている。

英訳『こゝろ』が新装版に 英文学者近藤いね子と夏目漱石

津田塾大学英文科主任だった近藤いね子(1911~2008年)は、1941年、夏目漱石の「英訳『こゝろ』」(北星堂出版)を刊行し、翌年岡倉賞を受賞した。これは48年に研究社から再版されたが、間もなく絶版に。そして再び、国書刊行会から新装版としてよみがえった。

鎌倉入りを果たした白馬 金乗院義貞霊馬堂/埼玉県所沢市

埼玉県所沢市にある狭山丘陵は、雑木林や湿地、谷戸がある自然環境で、歴史の足跡をとどめた所でもある。

邪馬台国=ヤマト王権説に傾斜 NHKスペシャルで古代史ミステリー

NHKスペシャルが「古代史ミステリー」と題して、日本国家の始まりを特集した。第1集「邪馬台国の謎に迫る」、第2集が「ヤマト王権空白の世紀」。最近の研究成果をもとに古代史の謎に迫ったもので、興味深いものだった。

日常の風景画約45点を展示 西村榮悟回顧展/福島県川俣町の羽山の森美術館

洋画家・故西村榮悟氏の回顧展「回復と回帰・或る画家の一生」が、福島県川俣町の羽山の森美術館で3月31日まで開かれている。

ライバルを通し見る映画術 貴田庄著『小津安二郎と七人の監督』

昨年は日本映画の巨匠、小津安二郎の没後60年、生誕120年で関連本が相次いで出版された。貴田庄氏の『小津安二郎と七人の監督』(ちくま文庫)は、小津とほぼ同時代に活躍した7人の映画監督との対照から小津映画の秘密に迫っている。

【フランス美術事情】デジタル空間が芸術を変える?

今世紀に入り、美術作品を距離を持って鑑賞する展示スタイルから没入型展示が増える中、ストリートアートなど都市空間そのものが芸術の表現の場として開放され、同時にデジタル空間を通じて時空や物理的なスペースを超えた空間も表現の場になりつつある。

明治以降の書家が一堂に アキタの書・その魅力/秋田県立近代美術館

日本と秋田を代表する書家の魅力を凝縮した企画展「アキタの書・その魅力」が秋田県横手市の秋田県立近代美術館で開催中。単なる書道展ではなく近代の書の歴史を俯瞰(ふかん)している点が特徴だ。同館収蔵の約260点から明治―平成の代表作53点を展示する。

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