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【連載】2026 世界はどう動く(13) 深まる米・欧州間の亀裂 ウクライナ膠着で露弱体化

世界がトランプ劇場第2幕に翻弄(ほんろう)された2025年だった。ベネズエラ攻撃で幕を開けた26年も、トランプ政権の下、超軍事大国・米国を軸に動くことになるのか。

【連載】2026世界はどう動く(12) 北朝鮮 中露後ろ盾に核・ミサイル強化

ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに精鋭部隊を派遣し、大量の弾薬を提供することで、ロシアから外貨を獲得し、軍事技術を導入したとみられる北朝鮮は、今年もロシアを最大の後ろ盾にするものとみられる。

【連載】2026世界はどう動く(11) 韓国 「八方美人外交」に日米難色も

尹錫悦大統領(当時)による「非常戒厳」宣布という驚くべき“敵失”を巧みに政治利用し、昨年の大統領選で当選した李在明氏は、就任1年目から尹氏とその支持勢力だった保守系最大野党「国民の力」などをターゲットにした「内乱清算」に没頭しており、今年もこれに執着するものとみられる。

【連載】2026世界はどう動く(10) アフリカ 続く政情不安と債務問題

2026年のアフリカは、これまでと同様、強権的な指導者による支配の継続、深刻化する債務危機、そして拡大するジハード主義の脅威という幾重もの困難に直面している。

【連載】2026世界はどう動く(9) 中南米 米介入招く麻薬・独裁・中国

米国が今月3日に実施したベネズエラへの軍事行動は、反米左派マドゥロ政権による独裁体制を崩壊させると同時に、中南米諸国が長年避けてきた現実を突き付けた。それは、この地域がこれ以上米中対立の外側にとどまることはできないという事実だ。

【連載】2026世界はどう動く(8) ドイツ 経済・安保・移民、課題が山積

ドイツのショルツ前首相は2021年12月の政権発足直後、「私たちは時代の転換期に直面している」と述べたが、メルツ首相は新年の国民向けスピーチの中で「われわれは歴史的転換期に向き合っている」と表明した。

【連載】2026世界はどう動く(7) パレスチナ 安定化に依然ハードル ガザ停戦

パレスチナ自治区ガザで2年にわたって戦闘を続けてきたイスラエルとイスラム組織ハマスが2025年10月、トランプ米大統領が主導するガザ和平案の第1段階で合意し、停戦となった。イスラエルは合意に基づき、終身刑などに服していた250人を含むパレスチナ人囚人約2000人を釈放した。

【連載】2026 世界はどう動く(6) フィリピン 南シナ海問題に多国間協力

南シナ海を巡るフィリピンと中国の緊張は、ここにきて新たな段階に入っている。昨年12月中旬、中国海警局の船が使用した放水銃により、フィリピン人漁師3人が負傷する事件が発生するなど、中国側の威嚇行為が明確にエスカレートしているからだ。監視拠点への補給任務や漁業活動への妨害は以前から続いていたが、民間人に直接被害が及ぶ事態は、主権と生活の両面で国民の不安を強く刺激した。

【連載】2026世界はどう動く(5) 台湾 中国の工作と政治戦激化

台湾は中国からの直接的な脅威だけでなく、野党主導での頼清徳・台湾総統への弾劾案など内政でもさまざまな混乱に直面している。今年11月には地方自治体の首長などを決める統一地方選挙も予定されており、2028年の総統選挙へ向けて各政党の勢力図を示す重要な指標とされている。選挙戦に向けて与野党間で攻防が激化しそうな1年だ。

【連載】2026世界はどう動く(4) 中国 習氏「紅」路線で増す脅威

不動産バブルの破裂で中国経済は低迷を余儀なくされている。内需は相当冷え込み、辛うじて維持している外需で経済の底抜けを免れている状況だ。

【連載】2026世界はどう動く(3) 官民挙げて成長の種探せ 政治評論家・髙橋利行氏に聞く(下)

国が大きな仕事をしようとする上で原動力となり武器となるのは予算。私は経済の先行きをそれほど心配していないが、対中関係悪化による影響が多少なりともあるので厳しい予算執行が求められる。

【連載】2026世界はどう動く(2) 自民は新しい大義名分を 政治評論家・髙橋利行氏に聞く(上)

昨年10月に憲政史上で初めての女性首相が誕生し、国民からものすごく期待されている。総裁選演説での「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」という言葉が国民に共感されたが、これまではよい仕事をしている。

【連載】2026世界はどう動く(1) 米、対中抑止シフトへ 欧州中東の関与縮小図る

トランプ米政権は昨年末から和平外交を一気に加速させた。フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で行われたウクライナのゼレンスキー大統領との会談では、ウクライナ戦争の出口を探る協議が行われ、続くイスラエルのネタニヤフ首相との会談では中東の停戦プロセスを後押しする姿勢を示した。

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