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伊藤博文から二・二六事件まで

韓国で「大統領は最もリスクの高い職業」と言われるが、その理由は退任後、穏やかな余生を送った人が少ないからである。初代の李(イ)承晩(スンマン)大統領から文(ムン)在寅(ジェイン)大統領まで19代12人の退任後を見ると、亡命が1人、暗殺1人、有罪判決5人、自死1人、親族の逮捕・訴追が2人だ。

米国の「中絶」論争の根 「殺人」と捉える反対派

参議院選挙が公示となり、物価高対策、安全保障を中心に各党が選挙戦を展開している。一方、米国では、同じ民主主義陣営にありながらも、日本ではまったく争点にならない人工妊娠中絶問題について秋の中間選挙を見据え、反対派と支持派が激論を繰り広げている。近年深まっていた分断がさらに深刻化することが避けられない情勢だ。

“元日本人”学者の提言 日韓・日米韓の連携強化求める

韓国・世宗大の保坂祐二教授といえば、日韓問題、特に竹島問題に関心を持つ人々の間で名の知れた“韓国人”である。日本名をそのまま名乗ってはいるが、同氏は韓国に帰化したれっきとした韓国人だ。

86世代勇退論めぐり内紛に

選挙が終われば、勝っても負けても、結果に対する分析は必要だ。冷静な総括をすれば再起にも結び付くが、責任転嫁に終始すれば分裂を招く。韓国では3月の大統領選と6月の統一地方選・国会議員補選で連敗を喫した共に民主党内で紛争が起こっている。

高齢者の役割は子育てと地域の安定化

厚生労働省が25日発表した人口動態統計の速報値によると、昨年1年間の死者数は145万2289人で戦後最多となった。

龍山移転の歴史的意味

韓国大統領執務室の龍山(ヨンサン)移転は画期的なことだ。例えて言えば、日本の首相官邸が在日米軍司令部のある横田基地の返還を受けて、そこに移ったようなものである。

大統領交代と国民の品格 激励の手紙残す米国、誹謗する韓国

米大統領は退任してホワイトハウスを去る時、執務室の机の上に手紙を残していくという。後任者に向けたものだ。1993年、新任大統領ビル・クリントン氏が机の上に発見したのは前任者ジョージ・ブッシュ氏(父ブッシュ)の手紙だった。

「性別違和」の原因を探る

わが国で「性同一性障害の性別の取り扱いの特例に関する法律」(特例法)が施行したのは2004年7月。これによって、性別適合(性転換)手術を受けた性同一性障害の当事者は法律上、男性から女性あるいは女性から男性に性別を変更することができるようになった。

文在寅氏を追及できない理由

韓国の大統領は悲惨な末路をたどってきた。初代の李承晩(イスンマン)大統領から朴槿恵(パククネ)大統領まで18代11人の退任後を見ると、亡命が1人、暗殺1人、有罪判決5人、自死1人、親族の逮捕・訴追が2人だ。

尹錫悦氏への過大な期待

尹錫悦氏の大統領当選は韓国保守層を歓喜させている。保守言論界の重鎮・趙甲済(チョカプチェ)氏は月刊朝鮮4月号で「ほとんど一人の力で左翼運動圏政権から権力を奪還した」「世界史的事件」とまで言っている。

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