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脅かされる信教の自由の最新記事

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【連載】脅かされる信教の自由-58- エピローグ(下)家庭連合の課題 「救い」と社会貢献の調和を

安倍晋三元首相暗殺事件(2022年7月8日)から2カ月余りたった日曜日の朝、千葉県船橋市内の喫茶店で、高齢者6人グループの間から大きな声が聞こえてきた。

【連載】脅かされる信教の自由-57- エピローグ(中) 宗教の価値否定する最高裁

「2009年にコンプライアンス宣言をした。先祖の因縁などで不安を煽(あお)って献金させてはいけない、経済状況に比して高額献金をさせてはいけない、ということは何度も指導もしてきた」

【連載】脅かされる信教の自由-56- エピローグ(上) 政教分離への誤解 反宗教的な世俗主義生む 

岸田文雄首相(2022年10月当時)の宗教法人法の一夜での解釈変更に象徴される信教の自由の侵害が、民主国家の日本で、なぜこれほどまでに安々と行われてしまうのか。基本的人権を侵害する強制棄教(ディプログラミング)が行われていることにマスメディアはなぜ目をつぶるのか。

【連載】脅かされる信教の自由-55- 第7部 世界の中の日本の信教 解散手続きは国際基準に違反 仏人権弁護士が国連に報告 

人権問題を専門とするフランスの国際弁護士パトリシア・デュバル氏は9月、国連に報告書を提出、日本政府による世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)への解散命令請求は「多くの点で国際人権法に違反しており、基本的な権利・自由を保障するために日本が締結した条約を侵害するもの」として改善を求めた。

【連載】脅かされる信教の自由-54- 第7部 世界の中の日本の信教 立民、公聴会に脱会屋招く 拉致関与で不法認定の宮村氏

拉致監禁下の世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の信者が両親や脱会屋、牧師、元信者などの連日の“説得”で教団や教理の“間違いに気付き”、脱会意思を表明するに至っても直ちに自由にはならない。脱会意思を確認する何通りもの“踏み絵”があるためだ。この過程は「元信者」の人生を反家庭連合の立場で書き換える作業とも言え、この時に重要な役割を果たすのが、マスコミと弁護士だ。

【連載】脅かされる信教の自由-53- 第7部 世界の中の日本の信教 脱会屋が拉致監禁を“指南”  自由奪う人権蹂躙

拉致された世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)信者は二つの絶望的な状況に直面する。第一にすべての自由が抑圧された監禁の現実だ。医師の小出浩久さんの場合、ドアの取っ手にチェーンが巻き付けられ、窓は固定・目張りされ、生活空間は6畳1間に限られ隣室(6畳)には見張りが常駐。テレビ、ラジオ、新聞もなく、聖書と脱会屋の宮村峻(たかし)氏が許す書物しか読めない。その閉鎖空間に宮村氏と元信者(知人を含む)が頻繁に訪ねてきて教理、教会、教祖の批判を威圧的に繰り返すのだ。

【連載】脅かされる信教の自由-52- 第7部 世界の中の日本の信教 マスコミが無視した棄教強要

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に関する日本のマスコミがタブー(禁忌)視し報じてこなかった問題がある。教団信者に対する拉致監禁による棄教強要だ。

【連載】脅かされる信教の自由-51- 第7部 世界の中の日本の信教  「カルト」言説は反宗教

イタリアのオンライン宗教専門誌『ビター・ウィンター』ディレクター、マルコ・レスピンティ氏が国際宗教自由連合(ICRF)日本委員会(代表=伊東正一・九州大学名誉教授)の招きで、12月6日から10日まで、東京はじめ日本の4都市で巡回講演を行った。

【連載】脅かされる信教の自由㊿ 第7部 世界の中の日本の信教  国連調査を拒否する日本政府 イタリア宗教社会学者 マッシモ・イントロヴィニエ氏

日本政府は、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)、エホバの証人などマイノリティー宗教に対する宗教の自由の侵害の可能性を調査する国連報告者、ナジラ・ガネア氏の訪日要請を拒否している。この問題に対するイタリアの宗教社会学者、マッシモ・イントロヴィニエ氏の論文を転載する。

【連載】脅かされる信教の自由㊾ 第7部 世界の中の日本の信教  「政教分離」の真意は自由擁護 ジェファソンの書簡

米国の首都ワシントンから南西に2時間余り車を走らせると、バージニア州中部の緑豊かな学園都市シャーロッツビルに着く。その郊外にある第3代大統領トーマス・ジェファソンの邸宅「モンティチェロ」は、世界遺産に登録され、国内外から多くの観光客が訪れている。

【連載】脅かされる信教の自由㊽ 第7部 世界の中の日本の信教 アメリカ、宗教弾圧に断固対応へ

トランプ次期米政権は中国に強硬路線を取り、貿易や安全保障に加え、人権問題も米中摩擦の焦点になる可能性が高い。中でも火種になりそうなのが、ある一人の人物を巡る対応だ。その人物とは、2021年に廃刊になった香港の日刊紙「リンゴ日報」の創業者、黎智英(れい・ちえい)氏(76)である。

【連載】脅かされる信教の自由㊼ 第7部 世界の中の日本の信教  政治と宗教、結び付くアメリカ

米大統領選の投票日を目前に控えた10月下旬。激戦州の南部ジョージア州アトランタ郊外で開かれた集会に、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領を支持するキリスト教牧師が1000人以上集まった。

【連載】脅かされる信教の自由㊻ 第6部 宗教者の声 改革は文化を変えること 世界平和統一家庭連合 田中富広会長に聞く(下)

おそらく傷ついている領域がいろいろあって、どういうメンタルケアがベストか分からないが、やれることはやらなければならない。教団がこの事件以降、遅ればせながら取り組んだのが「認定家庭相談員」だ。教団の研修を受けて1450人ぐらい登録しているが、携帯の会員アプリから相談を申し込める体制までつくった。

【連載】脅かされる信教の自由㊺ 第6部 宗教者の声  信者の拉致監禁は「非道」 世界平和統一家庭連合 田中富広会長に聞く(中)

――世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の信者が長期間密室に閉じ込められて無理やり脱会させられる、いわゆる拉致監禁・強制棄教問題がある。多くの信者が被害を受けたことをどう考え、対策を講じているか。

【連載】脅かされる信教の自由㊹ 第6部 宗教者の声  「政府は一線を越えた」岸田氏、根拠語らず関係断絶 世界平和統一家庭連合 田中富広会長に聞く(上)

――安倍晋三元首相銃撃事件を起こした山上徹也被告が、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に入信した母親の高額献金が犯行動機になったと供述したと報じられたが、信者の家庭状況が不幸な事件の原因とされていることをどう受け止めているか。

【連載】脅かされる信教の自由㊸ 第6部 宗教者の声 マスコミ・政治の暴走を危惧

昨年5月、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)は韓国で国際合同結婚式を開催した。これに先立つ同年2月、国会内で開かれた野党の国対ヒアリングで立憲民主党の山井和則衆院議員は、「合同結婚式までには解散命令請求が出されなければならない。もし遅れたら、合同結婚式を経て生まれた子供たちから『なぜ止めてくれなかったのか』ということになりかねない」と発言。家庭連合の信仰を持つ両親から生まれた2世は存在してはいけないかのような口ぶりだった。

【連載】脅かされる信教の自由㊷ 第6部 宗教者の声  「宗教は危ない」偏見に懸念

名古屋市在住の自営業セイエド・サジャード・シャーさん(67)は、イスラム教のマイノリティーグループ、アフマディーヤの信者だ。日本アハマディア・ムスリム協会に所属する。

【連載】脅かされる信教の自由㊶ 第6部 宗教者の声  日本基督教団、組織的に脱会工作

愛知県在住で元日本基督教団牧師、現在は独立系ユーチューバー牧師の岩本龍弘(たつひろ)氏は6年前、「日本基督教団:左翼の温床」というタイトルの動画をユーチューブに公開し、日本基督教団が左翼の活動家の温床であることを暴露した。

【連載】脅かされる信教の自由㊵ 第6部 宗教者の声  国と個人をつなぐ宗教の自由

まず、私は一人の仏教徒として、ある意味で報道が宗教の個々人の信仰を軽視して、機を見てこれまでの団体の問題を一足飛びに飛び越えて広げていったことに真偽の疑問を感じながら、今まではその事実関係も知らずして無責任に意見しないように意識していました。

【連載】脅かされる信教の自由㊴ 第6部 宗教者の声  反共活動への取り組み評価

沖縄県庁前で常日ごろ、単身で街頭演説している男性がいる。沖縄本島南部、南城市のつきしろキリスト教会の砂川竜一牧師だ。米軍基地の移設を巡る最高裁判決を守ろうとしない玉城デニー知事は辞任すべきだと主張。子供を不幸にする最大の要因は親のギャンブル依存症であるとし、22年4月の南城市議選に初出馬するなど、牧師でありながら政治に強い関心を持つ個性派だ。

【連載】脅かされる信教の自由㊳ 第5部 歪められた「2世」像 宗教2世は自由を奪われたのか

「宗教団体等によって、『宗教等2世』は、・宗教選択の自由を奪われ・恋愛、婚姻の自由を奪われ・進学、就職の自由を奪われ・その結果、成人後の人生を含む全人生において、全人格を奪われた」

【連載】脅かされる信教の自由㊲ 第5部 歪められた「2世」像 信仰と子育て、親も葛藤 

信仰する親の下に生まれた子が悩むように、信仰を持つ親もまた、子育てに葛藤を抱えている。世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の2世問題が取り沙汰される中、宗教2世の成長を見詰める親の苦悩を探った。

【連載】脅かされる信教の自由㊱ 第5部 歪められた「2世」像 宗教違っても出会い広がる

「親が大変無理をして献金をしていたことは身に染みている。でも、今の家庭連合は過去の無理な背伸びを反省し、更正している教団であるとも感じている。メディアには平等に報じてほしい」

【連載】脅かされる信教の自由㉟ 第5部 歪められた「2世」像 母が着せた「合わない洋服」“宗教2世”遠藤周作の偉業

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の2世信者や元2世信者がメディアで取り上げられるようになって、「宗教2世」と言う言葉が盛んに使われるようになった。自分の意思ではなく信者になったり、親が信仰をしていることで不利益を被る否定的なケースで用いられることが多い。

【連載】脅かされる信教の自由㉞ 第5部 歪められた「2世」像 若手がありのままの姿を発信

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)は2009年のいわゆる「コンプライアンス宣言」以降、組織改革の一つとして取り組んでいるのが、情報発信による組織の「見える化」(透明化)だ。

【連載】脅かされる信教の自由㉝ 第5部 歪められた「2世」像 グレた10代を経て教会長に

安倍晋三元首相が銃撃された事件から3カ月後の2022年10月20日、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)が記者会見をした。何台ものテレビカメラが並ぶ中、20人の2世信者が登壇した。全国各地の教会の責任者に任命されたことが報告された。ここに立った一人が影山権龍さんだ。

【連載】脅かされる信教の自由㉜ 第5部 歪められた「2世」像 教団と距離、でも結婚に満足

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)への報道に対して、現役信者たちから「偏向報道だ」という声が上がる中、信仰に積極的でない2世信者からも懸念の声が出ている。

【連載】脅かされる信教の自由㉛ 第5部 歪められた「2世」像 現役2世「教団は大企業病」

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に関する批判報道の中で、離教2世の証言の多くは、「高額献金による貧乏」「教義による非人権的な締め付け」などを指摘し、「教団の解散」しか解決方法がないと叫んでいる。こういった動きを2世信者はどう捉えているのか。

【連載】脅かされる信教の自由㉚ 第5部 歪められた「2世」像  離教して「被害者」に違和感

「家庭連合や信者などの関係者に対する偏見・差別が社会に渦巻いていると感じた。とても普通とは思えず、小さな声だが取り上げてほしい」

【連載】脅かされる信教の自由㉙ 第5部 歪められた「2世」像 両親と和解し信仰の道へ

親が世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の熱心な信者だった場合、その子供たちは悲惨な境遇にあるというイメージが社会に強まっている。教団の地方の教会長だった父親を持つ離教2世の女性、小川さゆりさん(仮名)の体験談などが、マスコミに大きく取り上げられる一方、自らの意思で信仰を選択した2世が存在することは無視されてきた。

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