核恫喝時代―識者インタビュー

日本の核が中国の覇権阻止 復刻 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー氏(下)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(8)

――北朝鮮と共にアジア地域のもう一つの不安定要因は中国の台頭だ。長期的に見て、日本の核保有は地域のパワーバランスを維持する役割を果たせるか。多くの理由から、その答えはイエスだ。米国以外に中国を抑えられる国がないことを考えると、日本の核保有は地域の安定に寄与するだろう。

日本の核保有は米国の利益 復刻 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー氏(上) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(7)

米国で最も影響力のあるコラムニストと言われた故チャールズ・クラウトハマー氏は、2006年に日本の核保有を支持するコラムを執筆し注目を集めた。同氏の主張は今なお多くの示唆に富むことから、本紙が07年1月に掲載した同氏のインタビュー記事を再掲する。

台湾侵攻への米介入を阻止 米軍事専門家 ビル・ガーツ氏 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(6)

中国は、ミサイル、爆撃機、潜水艦、核弾頭など核戦力の増強を進めている。これほどの増強は前例がなく、米国と当時のソ連が核戦力を拡大した1960年代以来のことだ。

日米韓で拡大抑止協議を 元米国防副次官補 ブラッド・ロバーツ氏(下) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(5)

――中国が台湾有事で核兵器を使用する場合に考えられるシナリオは。 ーーー中国が台湾への攻撃で核兵器を使用した場合、戦争に勝ったとしても、非常に大きな人道的問題を自ら作り出すことになる。数十年にわたって土地の浄化に多額の費用もかかる。だから、その可能性は高くない。

対中で新型核ミサイル配備を 元米国防副次官補 ブラッド・ロバーツ氏(上) 【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(4)

ロシアがウクライナで新たに核兵器を使用する危険性は、プーチン大統領が敗北以外の選択肢がないと判断した場合に現実味を帯びる。しかし、核戦争にまで発展させれば、さらに制御不能となり、プーチン氏にとってよりリスクの大きいものになるだろう。

信頼性失った米の「核の傘」 日本安全保障フォーラム会長 矢野義昭氏(下)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(3)

――中国の核の脅威に対し、米国の「核の傘」の信頼性はないということか。---ない。米国で2006年ごろに行われた米中核戦争のシミュレーションでは、米国が先制攻撃した場合は中国側に2600万人、中国が先制攻撃した場合には米国に3000万~4000万人の死傷者が出るという結果が出た。

人命を顧みない中国の恐怖 日本安全保障フォーラム会長 矢野義昭氏(中)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(2)

現在の情勢では、中国が固有の領土であり核心的利益と主張する尖閣諸島の奪取に動く可能性が高まっている。米国が動けないからだ。ウクライナ戦争により米国の武器・弾薬が10月ごろに切れる。この状況はバイデン大統領も認めており、世界中に知れ渡っている。中国が尖閣を取りに来た時、自衛隊が対抗措置を取ろうとすれば、核恫喝をかける可能性は十分ある。

北朝鮮の核 標的は日本か 日本安全保障フォーラム会長 矢野義昭氏(上)【連載】核恫喝時代―識者インタビュー(1)

核恫喝(どうかつ)を行いウクライナを侵略するロシア、核戦力を増強する中国、急ピッチで核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対し米国の“核の傘”を借りる日本の安全保障はこのままでいいのか、有識者に聞いた。

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