日本の憲法改正―論客に問う

解散総選挙で改憲問え 政治評論家・田村重信氏に聞く (下) 【連載】日本の憲法改正―論客に問う(8)

当面は3原則は変えなくていい。ただ、前文には問題がある。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」とあるが、それで日本は守れるのか。言い換えると、「日本だけが悪い国で、周辺諸国は全て良い国です。日本が再び戦争を起こさなければ世界は平和です」ということだが、本当にそうなのか。

自民は結党精神に立ち返れ 政治評論家 田村重信氏に聞く(上) 【連載】日本の憲法改正―論客に問う(7)

自由民主党は1955年、立党した際の綱領に「平和と自由を希求する人類普遍の正義に立脚して、国際関係を是正し、調整し、自主独立の完成を期する」と掲げた。党の政綱には、「独立体制の整備」という項目で、「現行憲法の自主的改正をはかり、また占領諸法制を再検討し、国情に即してこれが改廃を行う。世界の平和と国家の独立及び国民の自由を保護するため、集団安全保障体制の下、国力と国情に相応した自衛軍備を整え、駐留外国軍隊の撤退に備える」と明記している。

9条は「軍」を明記すべきだ 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン氏に聞く(下) 【連載】日本の憲法改正―論客に問う(6)

現状の世界や日米のことを考えると、自衛隊を軍と明記し、他国の指揮は受けず、日本の最高指導者の指揮で動くこととすることだ。万一、戦闘が生じた際は日本の判断で動けるようにしなければならない。

親米保守の改憲に注意を 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン氏に聞く(上)【連載】日本の憲法改正―論客に問う(5)

――2018年の著書『日本国憲法は日本人の恥である』によると、現行憲法は強いイデオロギーを背景に、米国から押し付けられたものであることが強調されていた。 私の結論としては、憲法改正よりも憲法を廃止し、日本人自身が自分たちの求める形で、新たに憲法をまとめる、または憲法は必要ないといった選択をすべきではないかと思っている。

政教分離の未熟な解釈 靖国神社は皇室の祭祀施設に 元武蔵野女子大教授 杉原誠四郎氏に聞く(下) 【連載】日本の憲法改正―論客に問う(4)

――政教分離を巡る解釈はどうか。それが3番目の問題点だ。戦前の場合、政教分離の原則は、神道は祭祀(さいし)だから宗教でないという論理を採った。これを占領軍が祭祀も宗教であると見て、日本国憲法の信教の自由というものは、国民個人個人に祭祀も宗教であるとして信教の自由を与えるという論理になっている。

占領軍より悪い政府の9条解釈 元武蔵野女子大教授 杉原誠四郎氏に聞く(上)【連載】日本の憲法改正―論客に問う(3)

――現行憲法の問題点をどう考えるか。 日本国憲法というのは占領軍に押し付けられた憲法というのは間違いない。日本から見たら不満な点がある。けれども、制定された経緯はともあれ、日本国のための憲法だから占領が終わってから70年を超えている現在、本当に国家のために正しい解釈をしているのか、反省してみる必要がある。

憲法無効論は世界が認める 元衆院議員 西村真悟氏に聞く(下)【連載】日本の憲法改正―論客に問う(2)

――自民党の岸田文雄総裁は憲法改正の議論を深めると言っている。 本当にできるのか。また、議論したらそれでいいのか。いかにして激動の21世紀を乗り越えることができるかを考えるには、まずは自衛隊を正式に軍隊として掲げて取り組まなければならない。

反日の条文は是正せよ 改憲不能に規定したGHQ【連載】日本の憲法改正―論客に問う(1) 元衆院議員 西村真悟氏に聞く(上)

岸田政権の下で憲法改正論議が停滞している。第2次世界大戦の結果、占領軍がもたらした“平和”憲法の前提が、衰退する米国、「力による現状変更」に向かうロシア、中国の動きなどにより崩れつつある中、日本の憲法はいかにあるべきか論客に聞いた。

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