持論時論の最新記事

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【持論時論】生誕100年の陳舜臣と生田神社 生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く

神戸生まれの直木賞作家・陳舜臣(ちんしゅんしん)氏は来年、生誕100年を迎える。戦前、貿易商の両親が台湾から神戸に移住し、元町で生まれた陳氏は、近くの生田神社の境内が遊び場だった。親交のあった加藤隆久名誉宮司に陳氏の文章をたどりながら思い出をうかがう。

【持論時論】インドを牽引するモディ首相とは―21世紀日亜協会会長・大阪国際大学名誉教授 岡本 幸治氏に聞く

今年、インドは人口で中国を抜き、世界一になった。経済ではかつての宗主国イギリスを抜いて米中日独に次ぐ第5位、軍事費では米中に次ぐ3位で、安倍晋三元首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」戦略の時代に存在感を増している。躍進インドをけん引するナレンドラ・モディ首相について、インド研究の第一人者、岡本幸治氏に聞いた。

【持論時論】手染めへのこだわり 才能は人のために発揮 大漁旗職人/駒井 敦さんに聞く

浜に待つ人々に向けて、大漁を知らせるために漁船が掲げる大漁旗。ポリエステルの生地に機械でプリントした大漁旗が増える中、現在も昔ながらの手染め作業を続ける大漁旗職人の駒井敦さんに話を聞いた。

【持論時論】天正遣欧少年使節 千々石ミゲル 棄教していなかった ミゲルの子孫 前長崎県大村市議会議員 中瀬昭隆氏に聞く

日本キリシタン史の白眉の一つが、天正10(1582)年にローマへ派遣された4人の天正遣欧少年使節である。イエズス会巡察師ヴァリニャーノの発案で、九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代として訪欧した。少年らはバチカンで大歓迎され、これによりヨーロッパの人々に日本の存在が広く知られるようになる。4人は1590年に帰国するが、その一人、千々石(ちぢわ)ミゲル(1569~1633)は後に棄教したとされていた。唯一家庭を持ったミゲルの子孫の一人、長崎県大村市在住の中瀬昭隆さんは、最近の発掘から「ミゲルは棄教していなかった」と語る。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

【持論時論】神道の自然観―秩父神社宮司・京都大学名誉教授 園田 稔氏に聞く

温暖化など地球規模の気候変動が大きな問題になっている今、自然環境保護の思想として日本古来の神道の自然観が注目されている。宗教学の視点から神道を研究する一方、世界に向けて神道文化を発信している秩父神社の園田稔宮司に、人と自然との関わりについて聞いた。

奈良の花歩き 万葉の花研究家 片岡 寧豊さんに聞く

桜前線が日本列島を北上し始めると奈良に行きたくなる。歴史的な寺社の風景に、時代を超えて変わらない花々が彩りを添えるからだ。万葉の時代から、日本人は秘めた思いを花に託し、歌を詠んできた。春が深まりゆく4月から5月、奈良の万葉花歩きの楽しみを、奈良市在住の片岡寧豊(ねいほう)さんに聞いた。

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