持論時論の最新記事

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釈迦のインドに恩返し 法華宗真清浄寺住職 吉田日光師に聞く【持論時論】

東京都新宿区の神楽坂駅近くにある法華宗真門流真清浄寺の吉田日光(にちこう)住職は、宗祖日蓮聖人が国難に当たり「立正安国論」を鎌倉幕府に上奏したように、「衆生済度こそわが天命」と覚悟して得度したという。その社会実践の一つがインドの教育支援。釈迦(しゃか)が悟りを開いたとされるブッダガヤに別院を開き、さらに学校に通えない子供たちのための小学校を開いている。エネルギッシュな活動の一端を聞いた。

出産は死と隣り合わせ 女守るのが男の矜持にも 日本人の女性観 市谷亀岡八幡宮宮司 梶 謙治氏に聞く 【持論時論】

トランプ米大統領は就任演説で「常識の革命」を唱え、性は男性と女性の二つに限定すると述べた。背景には、民主党政権下でのジェンダー思想の行き過ぎに対する米国民の反発があったとされる。日本でもLGBTが政治問題化しつつある今、基本に立ち返って考えるため、縄文時代以来の日本人の女性観を市谷亀岡八幡宮の梶謙治宮司に聞いた。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

万葉集で詠われた梅の花 梅の香に誘われ初春の奈良へ 万葉の花研究家 片岡 寧豊さんに聞く【持論時論】

冬になると春を告げる梅の花の便りを心待ちにするようになる。万葉人が歌に詠んだ花で一番多いのは萩、次いで梅で、桜よりも梅が愛されていた。奈良市在住の万葉の花研究家・片岡寧豊(ねいほう)さんに、代表的な梅の万葉歌を取り上げ、梅に託した万葉人の思いや、薬としても使われてきた梅の効用をうかがった。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

敏達天皇手彫りの八幡神祀る 浪打八幡宮創建の不思議 浪打八幡宮宮司 吉田成隆氏に聞く【持論時論】

八幡宮が全国に約4万社もあるのは、源氏の氏神となり各地の武士が地元に建立したからで、古代では渡来の八幡神が応神天皇と習合し、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に次ぐ皇祖神として位置付けられたことが大きい。香川県三豊(みとよ)市詫間町にある浪打(なみうち)八幡宮に伝わる不思議な創建話を吉田成隆(しげたか)宮司に伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

【持論時論】「観相学」から「脳相学」へ―嘉祥流観相学会大導師 岡井 浄幸さんに聞く

達磨(だるま)大師に始まる観相学の伝統に脳科学の知見を加味し、現代的な嘉祥流観相学を創始した藤木相元導主が亡くなって10年。享年91なので生誕100年に当たる去年から、藤木導主の著書の再版が続いている。

【持論時論】世界地図に懸ける夢 ㈱世界地図社長 松岡功氏に聞く

世界地図を普及させた利益で、カンボジアで井戸を掘り続けている人がいる。株式会社世界地図(愛媛県松山市)社長の松岡功さん(80)だ。世界地図を普及させる意義やその可能性、そして井戸掘りの現状などについて聞いた。(聞き手=森田清策)

【持論時論】民衆に開かれた「救い」の道 吉備・岡山の宗教風土、法然と栄西―岡山歴史研究会事務局長・郷土史家 山田良三氏に聞く

岡山の宗教史で興味深いのは、浄土宗の法然と臨済宗の栄西という鎌倉仏教の両極のような宗祖を生んだこと。2人とも比叡山で学び、法華経や天台密教の膨大な教えの中から、それぞれの求める道を探求した。古代の宗教史を踏まえ中世の吉備(きび)はどんな宗教を発展させたのか、岡山の宗教史に詳しい山田良三氏に伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

【持論時論】巫女がササユリで神楽舞い 万葉の花研究家 片岡寧豊さんに聞く

飛鳥時代、国家の祭祀に 疫病除け祈願が始まり 奈良市の中心にある率川(いさがわ)神社で毎年6月17日に催される三枝祭(さいくさのまつり)は、巫女(みこ)たちがササユリを手に舞うので「ゆりまつり」とも呼ばれ、古都の初夏を彩る風物詩の一つ。

【持論時論】吉備・岡山の宗教風土 奈良時代 岡山歴史研究会事務局長・郷土史家 山田良三氏に聞く

律令(りつりょう)制と仏教による国造りを目指した古代日本は、優秀な若者を中国に派遣し、政治、経済から文化、技術まであらゆることを学ぼうとした。

【持論時論】筆跡雄渾な幕末の放浪歌人 子規が絶賛した万葉歌人・平賀元義 生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く

古来、日本人は心情を歌に託して表現してきた。最古の歌集『万葉集』には喜怒哀楽から死生観、自然観まで率直に歌われている。その万葉集が見直されたのが国学が興隆した幕末で、日本人の原点回帰の現れと言えよう。明治になり、俳句を革新した正岡子規が最高の万葉歌人と絶賛したのが岡山生まれの平賀元義(もとよし)(1800~66年)で、賀茂(かもの)真淵(まぶち)に私淑し、神社史研究に打ち込みながら、余技の万葉調和歌で世に知られた。卒論で平賀を取り上げた生田神社名誉宮司の加藤隆久氏に元義の生涯と歌を聞く。

晩秋の奈良を歩く万葉の旅 万葉の花研究家 片岡寧豊さんに聞く

秋の楽しみの一つは紅葉を愛(め)でながら古都を歩くこと。世界遺産の歴史的建造物が立ち並ぶ奈良は、古代の『万葉集』から現代の和辻哲郎の『古寺巡礼』まで人々の心を秋の深まりに誘ってきた。万葉の花研究家の片岡寧豊(ねいほう)さんに晩秋の奈良の見どころを、万葉歌とともに紹介してもらった。

【持論時論】信長・秀吉・家康と宗教 市谷亀岡八幡宮宮司 梶謙治氏に聞く

戦国武将の多くが苦労したのは宗教勢力との関係で、江戸時代は、一向一揆などの政治と宗教の戦いから、安定した政教関係の時代への移行期とも言える。さらに戦国時代は世界的には大航海時代で、交易に伴いカトリックの宣教師らが来日しキリスト教を布教、時代を動かす大きな要因となる。戦国大名と宗教との関わりを、江戸城の西の守りとして創建された市谷亀岡八幡宮の梶謙治宮司に伺った。

【持論時論】生誕100年の陳舜臣と生田神社 生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く

神戸生まれの直木賞作家・陳舜臣(ちんしゅんしん)氏は来年、生誕100年を迎える。戦前、貿易商の両親が台湾から神戸に移住し、元町で生まれた陳氏は、近くの生田神社の境内が遊び場だった。親交のあった加藤隆久名誉宮司に陳氏の文章をたどりながら思い出をうかがう。

【持論時論】インドを牽引するモディ首相とは―21世紀日亜協会会長・大阪国際大学名誉教授 岡本 幸治氏に聞く

今年、インドは人口で中国を抜き、世界一になった。経済ではかつての宗主国イギリスを抜いて米中日独に次ぐ第5位、軍事費では米中に次ぐ3位で、安倍晋三元首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」戦略の時代に存在感を増している。躍進インドをけん引するナレンドラ・モディ首相について、インド研究の第一人者、岡本幸治氏に聞いた。

【持論時論】手染めへのこだわり 才能は人のために発揮 大漁旗職人/駒井 敦さんに聞く

浜に待つ人々に向けて、大漁を知らせるために漁船が掲げる大漁旗。ポリエステルの生地に機械でプリントした大漁旗が増える中、現在も昔ながらの手染め作業を続ける大漁旗職人の駒井敦さんに話を聞いた。

【持論時論】天正遣欧少年使節 千々石ミゲル 棄教していなかった ミゲルの子孫 前長崎県大村市議会議員 中瀬昭隆氏に聞く

日本キリシタン史の白眉の一つが、天正10(1582)年にローマへ派遣された4人の天正遣欧少年使節である。イエズス会巡察師ヴァリニャーノの発案で、九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代として訪欧した。少年らはバチカンで大歓迎され、これによりヨーロッパの人々に日本の存在が広く知られるようになる。4人は1590年に帰国するが、その一人、千々石(ちぢわ)ミゲル(1569~1633)は後に棄教したとされていた。唯一家庭を持ったミゲルの子孫の一人、長崎県大村市在住の中瀬昭隆さんは、最近の発掘から「ミゲルは棄教していなかった」と語る。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

【持論時論】神道の自然観―秩父神社宮司・京都大学名誉教授 園田 稔氏に聞く

温暖化など地球規模の気候変動が大きな問題になっている今、自然環境保護の思想として日本古来の神道の自然観が注目されている。宗教学の視点から神道を研究する一方、世界に向けて神道文化を発信している秩父神社の園田稔宮司に、人と自然との関わりについて聞いた。

助け合いでつくる防災像 消防は災害時の砦、求められるスピードと判断力

大規模な災害が国内外で続いており、防災意識が高まっている。元消防官で現在、災害危機管理アドバイザーとして活動している加藤孝一さんは、自身の体験をまとめた「災害エッセイ ある消防官の見聞録」(近代消防社)を出版。災害現場でのリアルな体験談に込められたメッセージについて話を聞いた。

奈良の花歩き 万葉の花研究家 片岡 寧豊さんに聞く

桜前線が日本列島を北上し始めると奈良に行きたくなる。歴史的な寺社の風景に、時代を超えて変わらない花々が彩りを添えるからだ。万葉の時代から、日本人は秘めた思いを花に託し、歌を詠んできた。春が深まりゆく4月から5月、奈良の万葉花歩きの楽しみを、奈良市在住の片岡寧豊(ねいほう)さんに聞いた。

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