世界日報 Web版

[地球だより] rss

バッテリー宅配ビジネスーミャンマーから

地球だより  ミャンマーの地方を歩くと、コブ牛が藁(わら)を山積みにした牛車を引いている昔ながらの光景を目にする。ただ手綱を握る人の手にはスマホがあったりするから、近代化の波は地方にまで確実に押し寄せている。  スマホの…

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コロナで増えるドライブスルーー米国から

地球だより  新型コロナウイルスの流行で生活習慣が大きく変わったが、その一つとしてドライブスルーを利用する機会が増えたことが挙げられる。  もともと、車社会の米国ではファストフード店だけでなく銀行、薬局などでもドライブス…

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マスク着用は髭を剃ってーオーストリアから

地球だより  オーストリアでは25日から新型コロナウイルス規制の追加措置としてスーパーや地下鉄などの交通機関を利用する場合、高品質のFFP2マスクの着用が義務化された。  感染が欧州に上陸した直後、専門家たちは家庭用マス…

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真摯なコンビニ店員ーネパールから

地球だより  日本に帰国した際、ある街の駅前のコンビニに行った時のことである。買い物客の列に並んでいるとレジから非常にハキハキとした声が聞こえてきた。それは、ネパール人の青年店員であったのだが、買い物客に丁寧な対応に努め…

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スンニ派総本山アズハルーエジプトから

地球だより  エジプトにある世界的組織の中で、超重要と思われる組織の一つに、イスラム教スンニ派総本山である「アズハル」がある。重要でありながらも、日本ではほとんど知られていない。  イスラム教スンニ派の総本山であり、その…

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炎上した恋愛型AIー韓国から

地球だより  いつでも気軽に会話でき、ちょっとした恋人同士の気分に浸れたらさぞ楽しいだろう―。韓国で昨年末に市販された人工知能(AI)チャットボット(自動対話システム)「イルダ」は、そんな男心をくすぐる仕掛けになっていた…

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伝統の民族精神「シス」ーフィンランドから

地球だより  サンナ・マリン首相が新年のメッセージで称賛したフィンランドの伝統的民族精神を表す「シス」は、たびたびフィンランドの文化として語られてきた。「シス」とは、極端な逆境に直面した時の並外れた決意であり、成功する可…

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中国ワクチン不要とは言えない現実ーブラジルから

地球だより  最近、街で出会う人に「新型コロナウイルスのワクチンを受けるつもりは」と質問することが記者の日課となっている。もちろん、ブラジルは感染拡大「第2波」の只中(ただなか)であり、質問をする相手は限られる。医療崩壊…

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ワクチン接種遅らせる「お役所仕事」ーフランスから

地球だより  フランスに半世紀以上住み、孫もいる高齢の日本人女性が最近、新型コロナウイルスワクチンを接種したがらないフランス人を嘆き、「専門家が接種すべきでないと言えば、ひねくれ者たちが案外受けるかも」と、筆者に冗談交じ…

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季節感を取り戻した新年ーフィリピンから

地球だより  フィリピンの新年は、悪霊を追い払うため派手な花火や爆竹の爆音とともに迎える風習がある。しかし今年は、感染対策により多くの自治体が花火禁止を打ち出した。今回はさぞかし静かな異例の年越しになると思っていたが、実…

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ロックダウンの新年ーイスラエルから

地球だより  3度目のロックダウン(都市封鎖)の最中、新しい年を迎えた。といってもイスラエルではユダヤ暦のため、あまり新年という実感は湧かない。ただし、アラブ系イスラエル人が住む町は例外だ。  大晦日(おおみそか)の深夜…

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「K防疫」危うし!ー韓国から

地球だより  新年を迎え、明るい話題を紹介したいところだが、巷(ちまた)ではどうしてもコロナをどう克服するのかという話で持ち切りだ。こちらの保健当局も「手洗い、マスク着用、ソーシャル・ディスタンス」を個々人が徹底すること…

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「罪の告解」スマホではダメーオーストリアから

地球だより  新型コロナウイルスの感染拡大以来、ソーシャルディスタンスが強調され、人と面と向かって話す機会は少なくなった。会議もオンラインが増えた。銀行はオンラインバンキングを顧客に勧めている。  ところが、対面ではない…

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観光鎖国でサバイバルータイから

地球だより  タイは新型コロナウイルス封印に成功したかに見えていた。だが最近、感染者急増の趨勢(すうせい)にある。年間4000万人近くが訪問し、7兆円ほどの観光収入をはじき出すタイの観光産業の苦しみは、まだまだ先が見えな…

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AI面接官に戸惑う就活生ー韓国から

地球だより  今年はコロナ禍で新卒の就活が深刻だという。各企業とも収益ダウンで雇用枠自体を減らしているが、そもそも韓国はもう何年も就職難が続いている。学生にとっては弱り目に祟(たた)り目だ。あるニュース番組では金融機関を…

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目的と手段の交差の終着点ーネパールから

地球だより  先日、ネパール人の友人から連絡先を聞いたのか、沖縄在住のネパール人女性から連絡があった。その女性が言うには、留学ビザで日本に滞在していたが、留学ビザの延長ができなかったので、他のビザへの切り替えをしたいが、…

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道路事情の違いに驚愕ーエジプトから

地球だより  初めてエジプト入りした時にショックを受けたことの一つに、路上での車や人々の動きがあった。車がひしめく間を、通行人が車の間を縫うようにして歩いている光景に目を見張った。  周りには、歩道橋や横断歩道はなく、歩…

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過半数が「接種しない」ーフランスから

地球だより  英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が開始され、フランス政府も医療従事者や重症化しやすい高齢者には年末、遅くとも年始には接種を始める方針を明らかにした。ところが「接種する」というフランス人は半数しかいない…

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サンタにとって寂しい月ーフィンランドから

地球だより  フィンランドでは、12月は「クリスマスの月」(Joulukuu)で、サンタクロースは「クリスマスのおじいさん」(Joulupukki)と呼ばれる。  北極圏のラップランドにはサンタの村があり、サンタの故郷と…

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コロナ禍の意外な出前配達員ーブラジルから

地球だより  新型コロナウイルスの流行が始まった後、日本ではウーバーイーツをはじめとするフードデリバリーの人気が高いと聞く。ブラジルでも、外出自粛を助けてくれるフードデリバリーは過当競争とも言えるほどの人気を見せており、…

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半地下に住むワケー韓国から

地球だより  カンヌ国際映画祭で韓国映画として初めて作品賞を受賞し、日本でも話題になった「パラサイト 半地下の家族」は、貧しい家族が裕福な家の家庭教師に招かれたことから物語が始まる格差をテーマにした映画だ。  主人公の家…

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コロナ禍でクリスマス縮小ーフィリピンから

地球だより  フィリピンといえば9月から始まる世界最長のクリスマスシーズンで有名だが、今年はコロナ禍によって前代未聞の静かなクリスマスとなっている。  マニラ首都圏マカティ市の金融街では、公園にお洒落(しゃれ)なイルミネ…

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心も体も温まるギフトーイスラエルから

地球だより  11月に入りやっと雨期らしく雨が降り始めたと思っていたら、今度は降りやまずに各地で洪水被害が出た。雨は本来、イスラエルにとって恵みである。ガリラヤ湖の水位が1週間で3㌢上がっただけでニュースになるほどだ。 …

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