台湾の最新記事

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台湾、与野党のリコール合戦白熱化 中国利する議会運営に危機感

台湾立法院(113議席=国会に相当)で野党勢力が過半数を占める「ねじれ状態」が続き、野党を利する法案が次々と通過し、与野党の対立が激化。2月以降、市民団体が与野党に分かれて立法委員(国会議員)の大規模なリコール(解職請求)運動を展開し、2026年の統一地方選、28年の総統選に向け、激しさを増している。(南海十三郎)

日常に潜む他国からの「悪意」 半導体投資で不安に付け込む【連載】中露が仕掛ける「認知戦の脅威」(上)  

情報を操作して自国に有利な状況を作り出す「認知戦」が、現代の戦争・紛争の新しい形として台頭している。ロシアや中国は偽情報などを拡散し、民主主義陣営の分断を図っている。民主主義と専制主義の価値観が交錯する「最前線」の台湾では中国から日常的に認知戦を仕掛けられており、企業の動きや芸能人の発言など、日々スマホで目にする情報の中に巧妙に他国からの「悪意」が隠されている。

日本と台湾はNATO加盟を ウクライナ侵攻に学べ

トランプ大統領の方針にはテロ組織などへの対応はあるが仮想敵国への具体的な軍事対応は示されていない。トランプ大統領はロシア・中国・北朝鮮・イランに対しては経済や外交で対応するかのような穏便な動きが見える

台湾、トランプ氏発言に賛否 中国による米不信誘導警戒【連載】トランプ米政権再始動へ 世界はどう変わる(9)

「勝利を心からお祝いします」――。次期米大統領が決まった昨年11月6日、台湾の頼清徳総統はX(旧ツイッター)に英語と中国語で投稿し、大統領選で勝利したトランプ氏への祝意を表し、強い米台関係への自信を示した。

社会に潜む内通者見分けよ 台湾野党は中国の代理人 総統府国策顧問 趙中正氏単独インタビュー

台湾の頼清徳総統が5月20日に就任してから半年が経過した。総統府の国策顧問・趙中正氏は世界日報の単独インタビューに応じ、混乱する台湾議会や「国内に潜む内通者」に警戒する必要があると強調した。次期米トランプ政権についてはチャンスとする一方で、「中国に接近し過ぎている」との理由で石破茂政権を不安視した。

「内政干渉」中国外交官を追放 パラグアイ 議会で台湾との断交求める

南米パラグアイ外務省は5日、中国の外交官が「内政干渉」に相当する行為を行ったとして、24時間以内に国外退去するように命令したと発表した。パラグアイのABC紙(電子版)などが報じた。  現地メディアによると、退去命令を受けたのは中国の中南米担当の外交官。外交官は、首都アスンシオンで開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)の会合に出席するために、中国訪問団の一員としてパラグアイを訪問していた。

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