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信教の自由守る「死闘」後藤徹さん解放17年の最新記事

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後藤氏自伝は日本版「夜と霧」 終わらぬ拉致監禁被害 【連載】信教の自由守る「死闘」 後藤さん解放17年(下)

「すべての自由を奪われるんです。完全に」「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表の後藤徹氏は10日、自伝「死闘 監禁4536日からの生還」(創藝社)の出版記念講演を東京都杉並区で開いた。集まった聴衆は約300人で、大手メディアも取材に来ていた。「孤独の苦しい時、本当に深刻に祈らざるを得なかった」と繰り返す後藤氏は、自身の12年5カ月にわたる監禁の体験談と共に、信教の自由を軽んじた強制棄教の悪質性を改めて訴えた。

言論空間ひっくり返す判決に 鈴木エイト氏に勝訴 【連載】信教の自由守る「死闘」 後藤徹さん解放17年(中)

「今回、鈴木エイト氏の発言が名誉毀損(きそん)と認められた。(拉致監禁は)甚大なる人権侵害だと、裁判を通じて多くの方に知っていただきたい」「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表の後藤徹氏(61)は1月31日、裁判の報告会で勝利を伝えると、集まった支援者らから拍手を送られた。後藤氏の受けた拉致監禁被害を「引きこもり」と揶揄(やゆ)してきたジャーナリストの鈴木エイト氏を2023年10月、東京地方裁判所に提訴してから、約1年4カ月後の勝利だった。

信者からもらった500円玉2枚に涙 解放後に歩いた10㌔の道 【連載】信教の自由守る「死闘」 後藤徹さん解放17年(上)

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)から脱会させるために拉致監禁された被害者は、実に4300人以上に上る。マンションの一室などに長期間拘束して自由を奪い、強制棄教させる手口は、「現代の座敷牢(ろう)」と呼んでも過言ではない。この中で最も壮絶な体験をした被害者の一人が、12年5カ月間にわたって監禁された後藤徹氏(61)だ。後藤氏は解放から17年目となる今月10日に自伝「死闘 監禁4536日からの生還」(創藝社)を出版した。「戦後最大の人権侵害」とも呼ばれる拉致監禁・強制棄教問題を社会に訴えるため、後藤氏は声を上げ続けている。 

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