ロシアの最新記事

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中国にすり寄るロシア 対独戦勝式典に習主席参加

5月9日にモスクワ・赤の広場で行われた対独戦勝記念式典には、中国の習近平国家主席をはじめ26カ国の首脳が出席し、ロシアのプーチン大統領は面目を保った形となった。一方、習主席と3回にわたり会談を行ったが、その結果は空虚なものに終わった。

ロシア「停戦後」の平時経済回帰は困難 新たな「外敵」策定か

ロシアによるウクライナ侵攻の仲裁にトランプ米大統領が乗り出し、ウクライナは停戦案に合意したものの、ロシアはこれを受け入れず、交渉は難航している。一方で戦時経済体制を構築したロシアは、停戦したとしても平時経済への回帰は困難であり、戦時経済体制の継続のため新たな「外敵」をつくり出すのでは、との見方が出ている。

クレムリンに巣食う心情はルサンチマン 覇権に向け同盟概念持たず

トランプ米大統領がウクライナ問題で合意を成立させるための最初の一歩は、モスクワで感情の嵐に見舞われた。ロシアのメディアが西側諸国のメディアをこれほど広範に引用したことはかつてなかっただろう。ウクライナ侵入以降の3年間、ロシア社会は危険で退廃的な西側諸国に背を向け、東側(中国と北朝鮮)に目を向けるよう報道で支配されてきた

米露首脳 エネ施設攻撃停止で合意 一時停戦案は見送り ウクライナ巡り電話会談

トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は18日、電話会談を行い、ロシアによる侵攻が続くウクライナ情勢について、エネルギー関連施設への攻撃を停止することで合意した。一方で、トランプ氏が提案しウクライナが合意していた30日間の停戦案については、プーチン氏は応じなかった。

ウクライナが米停戦案受諾 ロシアの対応が焦点に

ウクライナは11日、サウジアラビアで行った米国との高官協議で、ロシアによるウクライナ侵略を巡り、30日間の停戦案を受け入れると表明した。米トランプ政権が早期終戦を図る背景には、中国との対決姿勢を強める中で、対露関係を改善し中露離間を図る目的があるとみられるが、その思惑が実現するかどうかは不透明だ。

ウクライナ侵攻、終戦に向けた動き始まる 領土の一部放棄も

トランプ米大統領は12日、ロシアのプーチン大統領と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向け、直ちに交渉を開始することで合意したことを明らかにした。同時に、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟や、侵略された全領土の返還には否定的な考えを示した。

トランプ氏「米露朝の3カ国会議」模索か

トランプ米大統領は米朝両国にロシアのプーチン大統領を加えた3国首脳会談の開催に意欲を有しているという。

ブラジル・ロシア両首脳が電話協議

ブラジルのルラ大統領は27日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ問題などに関して電話協議を行った。また5月にロシアを訪問する意向を発表した。政府系ブラジル通信などが報じた。

米、ウクライナ停戦で譲歩も 日本安全保障フォーラム会長 矢野義昭氏に聞く(上)【連載】トランプ米政権再始動へ 世界はどう変わる(11)

米国は、ロシアと中国を同時に敵にしたら勝てないと分かっている。トランプ氏は間違いなくロシアを切り崩しに掛かる。そのときにウクライナの戦争をどう終結するかだが、長期的にやったら米国にとってもロシアにとっても利益になるという考えがあり得る。ロシアは軍事生産基盤の規模が大きく欧米とは違うので、負けはしない。米国の最新兵器、例えばハイマースなど先端技術を使った兵器は、簡単に増産も修理もできない。

ロシア、強まる「デジタル版鉄のカーテン」 政府のプロパガンダ一色に

ウクライナ侵攻以降、外国からの「不都合な情報」を遮断するため、プーチン政権はフェイスブックやインスタグラム、X(旧ツイッター)を遮断してきた。例外的に遮断を免れてきたのが米動画共有サイトユーチューブだったが、昨年12月には事実上、視聴が不可能となった。国外からの情報を遮断する「デジタル版鉄のカーテン」がさらに強化され、ロシア国内は政府のプロパガンダ一色に染まりつつある。

米、ウクライナ支援“撤退”か 欧州 安全保障上の危機直結【連載】トランプ米政権再始動へ 世界はどう変わる(4)

2025年の欧州は、ウクライナ紛争および中東の戦争危機への対処が最大の課題だ。特にロシアのプーチン大統領がちらつかせる核使用の可能性は、本格的な第3次世界大戦への突入を意味し、地続きの隣国ウクライナの危機は欧州の安全保障に直結している。

シリア情勢に慎重な見方 EU外相

欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相、前エストニア首相)は、仏日刊紙フィガロのインタビューで、シリアのアサド政権崩壊について「シリアの将来は希望に満ちているが、内戦、過激化、少数派への迫害、報復が起こらないことを確認する必要がある」と慎重な見方を示した。

アサド政権崩壊、中東でのロシアの影響力低下へ

ロシアが最大の後ろ盾となっていたシリアのアサド政権が崩壊した。ウクライナ侵攻に集中するロシアにはアサド政権を助ける余力はなく、見捨てた形となった。シリアには、地中海や中東、アフリカにおけるロシアのプレゼンスを支える在外基地があるが、これらを失う可能性は高い。

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