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ルペン氏死去96歳 仏右派政党「国民戦線」創設者

フランスの右派政党「国民連合」(RN)の前身「国民戦線」(FN)の創設者、ジャンマリ・ルペン氏が7日、96歳で死去した。ルペン氏は第1次インドシナ戦争出征を経て、1956年に27歳で下院議員に初当選し、72年にFNの前身「新秩序」を創設。オイルショックで失業した人々に「移民が職場を奪っている」と主張し、支持を集めた。

仏政治に影響力増す 議会運営で厳しい判断 右派・国民連合 ルペン氏

仏国民議会(下院)の大勢力にのし上がった右派・国民連合(RN)は、昨年7月の下院選で国会の第3勢力となり、昨年12月にはバルニエ内閣の不信任案でバルニエ首相を発足2カ月半で辞任に追い込んだ。影響力の強さでは評価されるが過半数を占める政党がない中、RNが政府を機能不全に陥れたことに対し国民から厳しい目が向けられている。

苦境のマクロン政権 新首相で膠着抜け出せるか フランス

フランスのマクロン大統領は13日、フランソワ・バイル氏を首相に任命した。仏政界の重鎮の一人、中道政治家のバイル氏は左派が嫌う人物である一方、右派・国民連合(RN)率いるマリーヌ・ルペン氏の理解者でもある。カトリック出身の「フランスの良心」の代弁者は、ハングパーラメント(宙づり)議会を融和に導けるのか、手腕が問われる。

仏内閣 不信任案が可決 2カ月半で総辞職 政治的混乱は必至

フランス国民議会(下院、定数577)は4日、バルニエ内閣に対する不信任決議案に過半数が賛成票を投じ可決した。フランスでの不信任は1962年のポンピドゥー内閣以来。マクロン大統領が今年9月にバルニエ首相を指名したが、2カ月半で内閣総辞職する。今年6月末に解散総選挙が実施されており、憲法の規定で来年7月までマクロン氏は総選挙を実施できない仕組みになっている。

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