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スパイ防止法制定 公約化される背景の最新記事

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【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (14) 米FBI「おとり作戦」で摘発

2018年4月、ベルギーの首都ブリュッセル。諜報(ちょうほう)機関である中国国家安全部の職員、徐燕軍被告は、米航空機エンジンメーカー「GEアビエーション」の研究者から航空機エンジンの機密情報を入手するため、カフェに向かった。しかし、待っていたのは連邦捜査局(FBI)が仕掛けた摘発作戦という「罠(わな)」だった。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (13) 米で相次ぐ中国スパイ摘発

 カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地に勤務していた中国出身のジンチャオ・ウェイ被告は2023年2月ごろ、母親に自身のスパイ行為を赤裸々に明かすテキストメッセージを送った。同被告は同年8月、中国情報員に金銭を見返りに軍事機密を漏らした疑いで逮捕され、今年8月に有罪判決が下された。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (12)台湾、中国浸透工作を厳戒

台湾は、中国の介入を強く警戒している。特に世論操作で社会が中国の思惑通りに動けば、「戦わずして勝つ」孫子の兵法の通りになりかねない強い危機感を抱いている。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (11)英議会で中国スパイに警鐘

英国ではロシアの元スパイが毒殺されたリトビネンコ事件(2006年)、未遂に終わったスクリパリ氏毒殺未遂事件(18年)など、ロシア関連のスパイ事件が世相を賑(にぎ)わしてきたが、最近は中国がこれに取って代わっている。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (10) 独極右政党に中国のスパイ

欧州の経済大国ドイツは外国のスパイ活動の主要な標的となってきた。近年は、軍事技術や重要インフラ、政治家に対する諜報(ちょうほう)活動が活発化しており、独政府は経済安全保障の観点からも警戒を強めている。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (9) 仏ステルス艦情報が中国へ

情報活動は各国で行われているが、近年、中国の非合法行為に及ぶ活動が問題視され、防諜(ぼうちょう)機関が取り締まる事件も起きている。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (8)自維国が政策論議を本格化

自民党内でスパイ防止法制定に積極的に取り組んでいるのは高市早苗首相だ。経済安全保障担当相だった2023年以来、国力強化をテーマにした勉強会を開催している。今年5月には「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」の会長としてスパイ防止法導入を当時の石破茂首相に申し入れた。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (7)参政躍進で法制化議論再燃

参院選では日本維新の会、国民民主党、参政党、日本保守党がスパイ防止法の必要性を主張した。これだけ多くの政党が同法制定を公約に掲げたのは前例がない。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (6)中国「軍民融合」で情報獲得

中国の情報活動は、著しい経済成長、増大一途の軍拡と表裏一体で脅威を増している。冷戦時代に「韜光養晦(とうこうようかい)」(隠して能力を養い外に出さない)戦略を取り、日米はじめ先進国(G7)とともに対ソ連包囲網に加勢した。しかし、ソ連が崩壊し、ポスト冷戦期に入ると着々と軍拡を進め、海洋進出など覇権主義へと舵(かじ)を切った。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景(5)危機管理投資の重要な一環

自民党の高市早苗総裁が首相に就任するに当たり、連立パートナーがスパイ防止法制定を公約した日本維新の会に代わったことで、「スパイ防止法」制定を含めたインテリジェンス(情報活動)体制を強化する論議が高まっている。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (4) 仏国立安全保障防衛研究センター上席フェロー 新田 容子氏に聞く(下)急務となる対中スパイ対策

米国が中国に厳しい姿勢でいるのはまさにそこだ。もともと米国は中国が嫌いなわけではない。しかし、ここに来て先端技術、そしてAI(人工知能)が窃取され、軍事に転用される。米国としては中国に負けられない。さらなる軍事力を持たないといけない。これが今の米国の動きだ。

【連載】スパイ防止法制定―公約化される背景 (3)仏国立安全保障防衛研究センター上席フェロー 新田 容子氏に聞く(上)機密漏洩リスク高い日本 情報被害を受ける産業界 

国内外で実際に被害が増えているからだろう。中国の影響を受けて日本の産業界が大きく損害を受けている。自動車業界のEV(電気自動車)技術情報の流出が例に挙げられる。一番つらいのは企業の人たちだ。

【連載】スパイ防止法制定-公約化される背景(2) 情報で対等な同盟関係を 軍事評論家 福山隆氏(下)

前はなり得た。ということは、米国は日本を真の同盟とは思っていなかった。真の同盟とはどういうことかというと、「エシュロン」という米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドによる通信傍受ネットワークがある。例外的に日本と韓国では一部エリアを指定して傍受電波の解析を一緒にやっている。

【連載】スパイ防止法制定-公約化される背景(1) 「非対称性」の情報戦に警鐘 機密侵奪に晒される日本 軍事評論家 福山隆氏に聞く(上)

スパイ防止法制定は参院選挙で複数の政党が公約に掲げ、自民党・日本維新の会の連立政権政策合意書に盛り込まれた。近年、中国の情報活動が活発化し逮捕者も出るスパイ事件が欧米各国で起きている。同法のない日本の問題点を専門家のインタビュー、各国の状況などから探った。

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