シリアの最新記事

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シリア首脳と米大統領が会談 イスラエルと国交正常化合意も

トランプ米大統領は5月14日、サウジアラビアの首都リヤドで、シリアのシャラア暫定大統領と会談し、アラブ諸国とイスラエルとの国交正常化合意(アブラハム合意)にシリアも参加するよう呼び掛けた。報道によると、イスラエルとシリアは秘密裏に協議を行っているという。(エルサレム森田貴裕)

イスラエル軍 シリアで空爆強化、地上侵攻

イスラエルが4月初旬、シリアで空爆を強化し、地上侵攻を行った。2024年12月のシリアのアサド政権崩壊によって、シリアにおけるイスラエルとトルコの利害の対立が生じ、両国の関係を巡って衝突の危機が迫っている。

シリア新内閣に少数派代表も閣僚入り

シリアのアフメド・アル=シャラア暫定大統領は3月29日、新政権を発足させた。現地のメディア報道によると、22人の閣僚の中には宗教的少数派の代表が含まれている。

EU、シリアへ追加支援表明 暴力など不安定な国内事情続く

欧州連合(EU)・欧州委員会のフォンデアライエン委員長は17日、シリア国内で最近、暴力事件が多発するにもかかわらず、EUによる25億ユーロ(約4000億円)に上る追加支援を表明した。今後2年間でシリア人に対してEUが約束した支援総額は58億ユーロ(約9280憶円)に達した。

フランス、12年ぶりシリア大使館再開 ISとの闘いは継続要請

シリアのアサド政権崩壊を受け、カタールやトルコが新勢力に接触し、首都ダマスカスに大使館を再開する中、フランスも17日、外交使節団を12年ぶりに首都に派遣、大使館再開の準備に入った。フランスは、シリアの委任統治国だった過去があり、シリアとは元来縁が深い。

シリア情勢に慎重な見方 EU外相

欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相、前エストニア首相)は、仏日刊紙フィガロのインタビューで、シリアのアサド政権崩壊について「シリアの将来は希望に満ちているが、内戦、過激化、少数派への迫害、報復が起こらないことを確認する必要がある」と慎重な見方を示した。

アサド政権崩壊、中東でのロシアの影響力低下へ

ロシアが最大の後ろ盾となっていたシリアのアサド政権が崩壊した。ウクライナ侵攻に集中するロシアにはアサド政権を助ける余力はなく、見捨てた形となった。シリアには、地中海や中東、アフリカにおけるロシアのプレゼンスを支える在外基地があるが、これらを失う可能性は高い。

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