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中国、COVID-19に関する情報を隠蔽

ジュネーブに本部を置く世界保健機関(WHO)の新規病原体起源に関する科学諮問グループ(SAGO)は27日、COVID-19パンデミックの原因ウイルスであるSARS-CoV-2の起源に関する最新報告書(77頁)を発表した。それによると「全ての仮説を完全に評価するために必要な情報の多くは提供されていない」と指摘、中国武漢で最初に発生した新型コロナウイルスに関する情報を「中国が隠蔽している」ことを示唆した。

独与党「社会民主党」内の静かな反乱

、「欧州の盟主」ドイツで看過できない動きが出ている。メルツ首相が率いる「キリスト教民主・社会同盟」(CDU/CSU)の政権ジュニアパートナー「社会民主党」(SPD)内で党現指導部(クリングバイル党首=財務相兼副首相)に対する静かな反乱が生まれているのだ。メルツ連立政権の土台が揺れ出す危険性も排除できない。

オーストリアで戦後最悪の銃乱射事件

オーストリア南部シュタイアーマルク州の州都グラーツの高校で10日午前10時(現地時間)、銃乱射事件が発生し、先生1人と生徒9人が死去し、十数人が重軽傷を負った。容疑者(21歳)は犯行後、校内のトイレで自殺した。

ドイツでも大学が反ユダヤ主義の拠点に

ベルリンの「反ユダヤ主義研究情報センター」(RIAS)が4日に発表した2024年の「年次報告」によると、ドイツで反ユダヤ主義事件の件数が再び急増している。RIASによると、昨年総件数は8627件で、前年比(4886件)で約77%増、1日あたり約24件の反ユダヤ主義事件が起きている。

バチカンは露・ウ間の調停役務まるか

トランプ米大統領は19日、ロシアのプーチン大統領と2時間余りの電話会談後、欧州のメルツ独首相、マクロン仏大統領、スターマー英首相らに会談の内容を報告し、「ロシアは現時点では停戦交渉を願っていない」と断言する一方、「ロシアとウクライナ間の協議がバチカンで行われることになるだろう」と報告した。バチカンはロシアとウクライナ間の協議を主催することに原則的に同意しているという。

中国、宗教弾圧を一層強化する新法施行

世界のキリスト信者の迫害状況を発信してきた非政府機関、国際宣教団体「オープン・ドアーズ」は15日、ウィーンで報道向けのステートメントを発表し、「中国共産党政権が今月初めから中国での外国人の宗教活動をさらに厳しく取り締まる法を施行し、中国当局の宗教統制政策は『新たな次元』に引き上げられている」と主張した。

レオ14世は前教皇のクローンではない

米国初のローマ教皇レオ14世の人物像について、メディアでは様々な情報が報じられている。ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿の2人の実兄が弟の教皇選出を祝うためにバチカンを訪問したが、彼らによると、プレボスト枢機卿は少年時代から将来、聖職者になることを夢見ていたという。その点、ブエノスアイレス大学で化学を学んだ前教皇アルゼンチン出身のフランシスコ教皇とは違う。

コンクラーベの歴史と意義

コンクラーベという言葉はラテン語で「鍵をかけて」という意味だ。フランシスコ教皇が亡くなって以来、メディアの関心は次期教皇選出会のコンクラーベに集中してきた。

フランシスコ教皇葬儀ミサ

バチカン市のサン・ピエトロ広場で26日午前10時(現地時間)、先月21日の復活祭後の月曜日に88歳で亡くなったフランシスコ教皇のレクイエム・ミサが挙行された。広場には約50人の各国首脳や政府代表、10人の君主、その他、世界各地から大勢の人々、信者たちが参加した。ミサは枢機卿団長のジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿が執り行った。

ガブリエル元独外相「カナダはEU加盟を」

ジグマール・ガブリエル元外相(65)は「カナダが欧州連合(EU)に加盟することを勧める」と述べた。ドイツ日刊紙ブレーメン紙「ヴェーザー・キュリエ」(5日付)に語った。同氏は今年に入り、1月、3月にも同じ見解を明らかにしている。

シリア新内閣に少数派代表も閣僚入り

シリアのアフメド・アル=シャラア暫定大統領は3月29日、新政権を発足させた。現地のメディア報道によると、22人の閣僚の中には宗教的少数派の代表が含まれている。

「ミッション・バタフライ」と勝共活動

日本では旧統一教会(世界平和統一家庭連合)について東京地裁が解散を命じる決定を出したが、旧統一教会が冷戦時代、旧ソ連・東欧共産圏の解放のために「ミッション・バタフライ」と呼ばれる活動を展開していたことは、これまでほとんど知られていない。

大きな違いがある英仏の核抑止力

欧州で核保有国は英国とフランスの2国だけだ。ドイツ、イタリア、ベルギーなどには米軍の核兵器が保管され、北大西洋条約機構(NATO)加盟国への核抑止力の役割を果たしている。ここでは、米国が欧州からその核兵器を撤去した場合について考えてみる。

中国産レアアース依存を打破せよ

トランプ氏は1月20日、第47代大統領の就任式を終えた後、大量の大統領令に署名してきた。その署名の度に世界は喜んだり、悲しんだり、怒ったり、首を傾げたりしてきた。トランプ氏は自分の言動に関心がある世界の人々を飽きさせない才能の持ち主だ。

ドイツは武漢ウイルスの機密資料を入手していた

中国武漢発の新型コロナウイルスの発生源問題では「自然発生説」と「武漢ウイルス研究所=WIV流出説」の2通りがあるが、独連邦情報局(BND)が2020年の段階でWIV流出説を裏付ける機密情報、資料を入手していたことがこのほど明らかになった。

ローマ教皇の入院と祈りの意味

ローマ・カトリック教会の最高指導者、フランシスコ教皇は先月14日以来、ローマのジェメッリ総合病院に入院中だ。88歳のフランシスコ教皇の病状は、入院当初は気管支炎といわれたが、その後、両肺に炎症が広がっていることが分かった。

ゼレンスキー氏は本当に「独裁者」か

当方はトランプ米大統領の「常識革命」を支持しているが、ウクライナのゼレンスキー大統領を「独裁者」呼ばわりしたことには合点がいかない。ひょっとしたら、トランプ氏はロシアのプーチン大統領を「独裁者」と呼ぶところをゼレンスキー氏と間違えて呼んでしまったのではないか、と考えてみた。実際、米大統領の中にはバイデン前大統領のように相手の名前を間違えるケースがあるからだ。

トランプ氏「米露朝の3カ国会議」模索か

トランプ米大統領は米朝両国にロシアのプーチン大統領を加えた3国首脳会談の開催に意欲を有しているという。

イラン、ロシア製最新戦闘機を購入

ドイツ民間ニュース専門放送局ntvによると、イランはロシア製最新戦闘機スホイSU―35を購入したという。同情報はイラン革命防衛隊(IRGC)関係者が1月27日、同国の国営通信社「学生ニュースネットワーク」に語ったものだ。ただし、同戦闘機が既にイランに輸送済みか否かについては、明らかにされていない。

トランプ氏の「黄金時代」の始まり

第2次トランプ政権が始まった。トランプ大統領は20日の就任式での演説で「黄金時代が始まった」と語り出し、最後も「黄金時代の始まり」を宣言してスピーチを終えた。

マスク氏と独右派党首との対談

米国の実業家でトランプ次期大統領の最側近でもあるイーロン・マスク氏とドイツの極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)の共同党首アリス・ヴァイデル女史との間でマスク氏が運営するSNSのXで9日、75分間余りの対談が行われた。

トランプ氏の「男の友情」の賞味期限

ドナルド・トランプ氏は1月20日、第47代目の米大統領に就任する。トランプ氏にとって第2次政権のスタートだが、どのような政策が飛び出すか多くの国々は戦々恐々だろう。

「オーストリアの政界」は一寸先は闇

アルプスの小国オーストリアの政界がバルカン半島で選挙を繰り返すブルガリアのそれに似てきた、といった溜息が出てくる。

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