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毛沢東死去から半世紀 再び危惧される中国の左旋回 【記者の視点】

習氏は、失業者増大を伴う経済的困難に直面し、共産党政権の求心力が低下する中、引き締めと弾圧強化に動きだしている。行き着く先は、秘密警察が跳梁(ちょうりょう)跋(ばっ)扈(こ)する抑圧と恐怖による統治の再来だ。そして、求心力強化のために台湾併合というカードをいずれ切ってくる可能性がある。そうした中国の左旋回に、西側諸国は備える必要がある。

【持論時論】台湾制圧には戦力不足 どこに向かう中国〈下〉―拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏に聞く

 先回、茅原氏は習近平総書記の保身的な感性に触れた。権力闘争に負けた父親を反面教師にし、保身的な感性が強く働くようになったという。その感性からして、茅原氏は台湾は中国にとっておいしい果実だけに、リスクまで犯して急ぐことはなく熟柿作戦を取ると分析した。続いてウクライナ戦争が中国にどういうインパクトを与えたのか聞いた。

【持論時論】眼目は習一強体制の安定 どこに向かう中国〈上〉―拓殖大学名誉教授 茅原 郁生氏に聞く 

鄧小平時代に改革開放に大きく舵(かじ)を切った中国は、習近平体制下の強権統治で縛りを強める。国際戦略としての一帯一路も10年が経過した。中国はどこに行こうとしているのか、その大局観を拓殖大学名誉教授の茅原郁生氏に聞いた。(聞き手=池永達夫)

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