持論時論の最新記事

最新記事一覧

【持論時論】『ボンバルダイ』に描く遊牧民の勇気―モンゴルの漫画家 エルデネバヤル氏に聞く

世界で愛される日本の漫画やアニメは、海外のクリエーターにも影響を与えている。日本のアニメを見て育ち、今やモンゴルの業界を牽引(けんいん)する漫画家、ナンバラル・エルデネバヤル氏は2015年、遊牧民の文化・風俗を描いた『ボンバルダイ』で、日本の外務省主催の国際漫画賞で最優秀賞を受賞。モンゴル国文化大使も務める同氏にこのほど、話を聞いた。

【持論時論】自分史専門出版―グッドタイム出版発行人 武津 文雄氏に聞く

人生の荒波にもまれ、両親から切り離された施設育ちの武津文雄氏(グッドタイム出版発行人)は、人一倍家族に対する憧憬が強い。基本的に活字畑の仕事を転々とするが、最後に見定めた仕事は、家族や後孫に残すことを目的とした自分史専門出版会社の立ち上げだった。

日本人の伝統的死生観と神道―NPO法人「にっぽん文明研究所」代表、神道神祇本廰廰長 奈良 泰秀氏に聞く

日本人にとって宗教とは何かが問われている。日本の宗教の本質が先祖崇拝にあることは、戦国時代に来日した宣教師たちの記録からも明らかで、その信仰が日本社会の縁を維持する力となってきた。しかし戦後、社会の世俗化、個人化に伴い、人間関係という縁が希薄になりつつある。その回復への手立てを、神道家でNPO法人「にっぽん文明研究所」代表の奈良泰秀さんに聞いた。

【持論時論】神道が生んだ日本人の“清潔” 生田神社名誉宮司 加藤 隆久氏に聞く

新型コロナ感染症で改めて私たちの生活空間には汚れが満ちており、清浄さを保つことが健康にとって大事だと思われるようになった。清潔を重んじる日本人の衛生観は、古来、民族宗教である神道に典型的に現れている。それが神社神道の祓(はらえ)と禊(みそぎ)で、それぞれの意味を日本文化にも詳しい生田神社(神戸市)の加藤隆久名誉宮司に聞いた。

【持論時論】華道と人生―草月流師範 勝林良雄氏に聞く

良き師との出会いは、その後の人生を決定的に変える。草月流師範の勝林良雄氏も、そういう師匠との出会いがあった。

助け合いでつくる防災像 消防は災害時の砦、求められるスピードと判断力

大規模な災害が国内外で続いており、防災意識が高まっている。元消防官で現在、災害危機管理アドバイザーとして活動している加藤孝一さんは、自身の体験をまとめた「災害エッセイ ある消防官の見聞録」(近代消防社)を出版。災害現場でのリアルな体験談に込められたメッセージについて話を聞いた。

注目ワード

人気記事(1週間)

おすすめ記事

Google Translate »