世界一高い〝青銅製〟大仏として有名な「牛久大仏」。人生で一度は直接拝んでみたいと思う人も多いはず。高さ120㍍から牛久のまちを静かに見守る大仏様を拝むと、不思議と心が澄んでいくような気持ちに。
茨城県牛久市のJR牛久駅は、JR東京駅から電車で約1時間。大仏まで直行バスに乗ると約30分で目的地に到着する。1993年に造られた大仏は、現代に仏像の歴史的な芸術性を伝える。大仏の内部も観覧でき、地上85㍍の展望台も必見だ。
同駅周辺の観光地はほかにも。1903年に日本初の本格的ワイン醸造が始まった「牛久シャトー」がある。ルネサンス様式の本館は、ひと時のヨーロッパ旅行気分を味わえる。
牛久で、歴史豊かな建築美を体感する旅をこの機会にぜひ。(写真と文・竹澤安李紗)