
世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の2世信者を中心とした「信者の人権を守る二世の会」の小嶌希晶代表は9日、大阪府大阪市内で行われた信者主催のトークイベントに出席した。教団の解散が決定してからも、現役信者の声を発信するという活動を続けている小嶌代表は「今回の集まりがきっかけとなり、教会同士でもっと積極的にイベントを開催できるよう働きかけていきたい」と語った。
小嶌代表は3月4日、教団に対して東京高裁が宗教法人解散命令を決定した際、「信者としては悲しくて、何もやりたくなくなった」と当時の心境を吐露。それでも活動を継続しているのは「ほかの宗教の人たちにも影響が出るし、10年20年かけてでもひっくり返さなければと多くの人に鼓舞された」と説明した上で、会場に集まった信者ら約350人に向けて「不安や困難が続く中、教会の垣根を超えて多くの人が集まり、同じ時間を過ごせたことに希望を感じた」と呼び掛けた。
トークイベントには弁護士の徳永信一氏も出席。高裁判断や文部科学省などの主張を踏まえ、徳永氏は「マインドコントロールされている信者を救い出すには解散させるしかないと考え、教団が解散すれば問題が解決するというイメージだったのだろう」と指摘。その上で「解散しても、教会を守ろうと信者が集まって活動するのは大事なこと。みんなで支え合うという温かい関係性や信仰のあり方は全く変わっていない。実際の信仰のあり方を日本国民に見せることができれば、今の試練の状態を覆すことができる」と訴えた。







