トップ社会家庭連合2世信者、忌避申し立てで会見「納得できる公平な審理を」

家庭連合2世信者、忌避申し立てで会見「納得できる公平な審理を」

記者会見を開いた「信者の人権を守る二世の会」の小嶌希晶代表(右)と国際弁護士の中山達樹氏=26日午後、東京都新宿区(石井孝秀撮影)
記者会見を開いた「信者の人権を守る二世の会」の小嶌希晶代表(右)と国際弁護士の中山達樹氏=26日午後、東京都新宿区(石井孝秀撮影)

 世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の解散命令を巡り、教団顧問弁護士らが特別抗告を担当する沖野真已判事への忌避を21日に申し立てたことを受け、2世信者を中心とした「信者の人権を守る二世の会」は26日、東京都内で記者会見を開いた。沖野氏が2024年7月、霊感商法をテーマとした日本弁護士連合会主催のセミナーに出席した際、伝道活動や信者の献金に否定的な見解を述べていたことに「ショックを受けた」として、公正な裁判を求める意見表明を行った。
 
 小嶌希晶代表(30)は、沖野氏の過去の主張自体については「個人の自由」とした上で「そういう信念・思想の人が中立公正な立場で審議の場に立つのは、あってはいけないこと」と指摘。さらに「公正な裁判で決められたなら(解散も)納得して折り合いも付けられる。それが絶望の中の唯一の光だったのに、それすら奪われて、誰が見ても不公平な審理をされるのが辛い」と悔しさをにじませた。
 
 現役2世信者の小村聡士さん(31)は、最高裁での判断が「信者からすれば最後の希望」と訴えながら、沖野氏の任命が「意図的ならば裁判への信頼性が失われる」と強調した。
 
 国際弁護士の中山達樹氏は、申し立てや特別抗告がどう判断されるか「分からない」とした上で、「特別抗告の審議は一旦ストップし、先に(申し立てを)判断することになるが、今の体制のままでは納得感のある判断をもらえそうにない」との見方を示した。

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