トップ社会東京五輪から5年 「ボランティアが支えに」柔道・阿部詩

東京五輪から5年 「ボランティアが支えに」柔道・阿部詩

舞台前列右からボランティア代表の相原雅文さん、里見紗李奈選手、阿部詩選手、日本財団の二宮雅也さん=23日、東京都文京区(山田芙珠美撮影)

 柔道女子52キロ級で21年東京五輪金メダルの阿部詩選手が23日、都内で行われた日本財団ボランティアセンターの主催イベントに特別ゲストとして出席した。コロナ禍で1年延期となりながらも開催された東京2020大会から今年で5年。大会ボランティアを前に無観客だった大会を振り返り、「『頑張ってね』『応援してるよ』と選手村でボランティアから直接掛けられる言葉がうれしく支えになったと語った。

 会場には大会ボランティア300人が参加した。50代女性は「もう5年がたったのだと時間の早さを感じた。久しぶりに再会できて、とてもうれしかった」と話した。

 イベントには、阿部選手のほか、パラリンピック・バドミントン2冠の里見紗李奈選手や大会関係者が登壇。当時のエピソードや大会後の歩みについて語るトークセッションのほか、クイズ企画などが行われた。

 トークセッションでは、大会が無観客となり、置き場を失ったアサガオが話題になった。都内や近隣の小学生が育てたアサガオは、会場周辺で観客や選手を迎える予定だった。同センターの二宮雅也参与は、「(ボランティアが)支えた後に生まれるのは笑顔だ」と語った。

 アサガオには選手への応援メッセージが書かれており、それに気づいたボランティアは、花を学校に返す際、子供たちに向けたアンサーメッセージを添えた。この取り組みが広がり、笑顔を生んだ。二宮氏は、状況に応じて動いたボランティアの姿勢が、新たな笑顔につながったと振り返った。

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »