「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげるさんの故郷の鳥取県境港市で行われていた「妖怪川柳コンテスト」(主催・境港観光協会)が、今年を最後に終了することが分かった。報道によると、人工知能(AI)で作品を簡単に作ることができるようになり、人間の作品と見分けるのが難しくなったためだという。
同コンテストは観光PRの一環として2006年から始まったイベントで、今回で20回目を迎える。「一般の部」「中学生以下の部」で、妖怪をテーマとした作品を募集。世相や流行と絡めた作品も多く、前回は全都道府県から2500句を超える応募があった。
インターネット上では、この発表に対するさまざまな反応が並んだ。「AIのせいで文化が破壊される」「AIが悪いというより人間のモラルの問題」といった「AIの是非」を論じる意見もあれば、「サラリーマン川柳はどうなるのか」とほかのイベントへの影響を危ぶむ声もあった。一方で「作品自体は作れるが、コンテストに入賞する作品はまだ無理では」という指摘も見られた。
最後の募集となる同コンテストは12月14日に締め切られる。公式サイトからインターネットでのみ応募可能で、一人3作品まで応募できる。過去の受賞作品に、「SNS のっぺらぼうの 騙し合い」(第19回「中学生以下の部」最優秀賞)、「ぬりかべで 汚部屋隠して テレワーク」(第16回「一般の部」妖怪川柳大賞)などがある。





