
世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の関連団体、国際勝共連合の渡辺芳雄会長は3日、都内で開かれた「勝共愛国総決起大会」で記念講演を行った。渡辺会長は米中対立が軍事衝突となり得ることを指摘した上で、「スパイ防止法がないために、日本がアジアと世界の不安定要因となっている。全国津々浦々で声を上げよう」と呼び掛けた。
中国共産党が2027年までに台湾侵攻を行う可能性にも触れ、尖閣諸島も占拠されるリスクを強調した。さらに「日米離間の工作活動も徹底的にやるだろう。工作員もどんどん送り込まれる」と懸念。各国との連携を強化する上でも、軍事機密や外交機密の流出阻止のため、スパイ防止法の必要性を訴えた。
米国の関税政策については「自由貿易体制が中国の供給網作りに利用されている。いざという時は、中国抜きだと何もできない国家になってしまう。中国中心の供給網にストップをかけなければいけない」と意義を強調した。
このほか、参院選で大敗した自民党に対して「立党精神に帰って反共と自主憲法制定を訴え、日本を内外の脅威から守るべきだ」と述べた。
同決起大会には、拓殖大学国際日本文化研究所客員教授のペマ・ギャルポ氏や浜田聡前参院議員も出席。ペマ氏は「残念ながら共産主義にはまだ完全に勝利していない。国際勝共連合の今後の活動は重要だ」と語った。






