緊急発進1000回超 過去2番目 中国機が7割-昨年度

防衛省は15日、領空侵犯の恐れのある航空機に対する自衛隊の緊急発進(スクランブル)が、2021年度に1004回と過去2番目に多かったことを明らかにした。前年度比279回増で、1000回を超えるのは16年度以来。特に中国機が増えており、同省は警戒を強めている。

同省によると、中国機へのスクランブルが72%を占め、前年度比264回増の722回。ロシア機への対応は8回増の266回と横ばいだった。

中国は昨年12月に空母からの艦載機発着艦を繰り返し、情報収集機や新型無人機などの飛行を複数回実施。ロシア機による領空侵犯は2回あった。昨年11月には、3年連続で両国の爆撃機が日本周辺を共同飛行した。

岸信夫防衛相は同日の会見で「中国の一層の活動活発化は、国防政策や軍事力に関する透明性の不足と相まってわが国を含む地域と国際社会の安全保障上の強い懸念となっている」と話した。

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