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中国国内での違法臓器移植に抗議声明


地方議員団が中国大使館に

中国における臓器移植を考える会で証言する付偉彤さん

中国における臓器移植を考える会で証言する付偉彤さん=27日、東京都千代田区の衆院第1議員会館(竹澤安李紗撮影)

 中国国内で行われている違法な臓器移植問題に抗議するため、「中国における臓器移植を考える会」(加瀬英明代表)に賛同する全国地方議員の会は27日、総会および勉強会を衆院第1議員会館(東京都千代田区)で行った。総会には、和田政宗参院議員をはじめとする国会議員や地方議員ら30人以上が出席し、遠方の議員は「Zoom」で参加した。

 総会では、石橋林太郎・前広島県議会議員が「臓器収奪に関する過去3年の世界の動き」と題して講演を行い、「中国の臓器移植には、収容所の囚人から強制的に摘出した臓器が使われている」と指摘した。

 このほか、現在宗教を理由に、収容所に収監されている母親を持ち、日本に住む中国人女性、付偉彤(フイトン)さん(29)が証言。「母と連絡が取れず、まだ生きているかどうかも分からない。母のために、恐れずに抗議をし続ける」と訴えた。

 総会に先立ち、地方議員の会は同日午前に中国大使館前で、中国非難の抗議声明を読み上げ、声明書簡の投函を行った。考える会は2017年に、中国での臓器収奪・売買の全廃を目指して発足した。現在、地方議員117人と、国会議員1人が賛同している。