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コシノジュンコさんに仏勲章、交流の懸け橋として貢献


 世界的なデザイナーとして活躍するコシノジュンコさんが18日、東京都港区のフランス大使公邸で開かれたレジオンドヌール勲章叙勲式に出席し、フィリップ・セトン駐日フランス大使から勲章を授与された。同勲章はフランス政府から与えられる最も権威がある国家勲章。政財文化界の要人約30人が参加した。

レジオンドヌール勲章を授与されたコシノジュンコさん(左)とセトン駐日フランス大使(中央)、安倍晋三前首相 18日午後、フランス大使公邸(木下義昭撮影

レジオンドヌール勲章を授与されたコシノジュンコさん(左)とセトン駐日フランス大使(中央)、安倍晋三前首相 18日午後、フランス大使公邸(木下義昭撮影

 セトン駐日大使はコシノさんの文化的功績を詳しく説明し、「幅広いクリエーションについての日仏の懸け橋として果たされた役割は大きい。全ての創作に、また日仏交流の懸け橋として活躍されたことに、敬意を表します」と称(たた)えた。コシノさんは1978年にパリ・コレクションに初参加して以来、フランスや世界各地で活躍してきた。

 コシノさんは、フランスで活躍し新型コロナウイルスで昨年逝去した友人のファッションデザイナーの高田賢三さんを偲(しの)びながら「新型コロナウイルス禍のこの時代に、憧れだった勲章を頂いたことで背中を押してもらった気持ちです」と受章の喜びを語った。

 安倍晋三前首相は祝辞で、来日した外国要人を「栄誉礼」などで迎える陸上自衛隊の特別儀仗(ぎじょう)隊の制服を安倍政権時にコシノさんにつくってもらったことに触れ、「文化の香りがする制服となりました。これからも日仏友好発展に大いに貢献されることを期待します」と述べた。