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東京株が7年ぶり高値、大納会に首相出席


13年末1万6291円、56・7%上昇

東京株が7年ぶり高値、大納会に首相出席

東証大納会で鐘を打つ笑顔の安倍晋三首相(中央)。右はパラリンピック陸上女子の佐藤真海さん=30日、東京・日本橋兜町の東京証券取引所

 2013年の最後の取引となった30日の東京株式市場は、幅広い銘柄に買いが入り、日経平均株価は前週末比112円37銭高の1万6291円31銭で終了、終値として今年の最高値を7営業日連続で更新した。昨年末からの値上がり額は5896円13銭に達し、年末の水準としては7年ぶりの高値となった。

 安倍政権の経済政策「アベノミクス」を受けた円安進行を追い風に、日経平均は12月25日に終値で6年ぶりに1万6000円台を回復。13年の年間上昇率は56・7%とバブル期を上回り、1972年以来の高い伸びを記録した。東証1部の時価総額は458兆円と昨年末から162兆円増えた。

 30日の東京市場は、円安が一段と進んだことを好感し、自動車や電機といった輸出関連株が値上がりしたほか、景気の回復期待から銀行や不動産など内需主体の大型株も上昇した。東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も12・22ポイント高の1302・29と大幅に続伸。TOPIXが1300台を回復するのは08年7月以来だ。

 東証で取引終了後に開かれた大納会のセレモニーには、安倍晋三首相が出席し、「来年もアベノミクスは買いです」とあいさつ。20年東京五輪の招致活動で活躍したパラリンピック陸上女子選手の佐藤真海さんと共に今年の取引を締めくくる鐘を打ち鳴らし、参加者全員で恒例の手締めを行った。