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火口から吹き上がる黒煙や赤いマグマ


東京・小笠原諸島で、西之島沖の火口を空撮

火口から吹き上がる黒煙や赤いマグマ

小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)沖に誕生した陸地部分(上)。溶岩が海水と接触して水蒸気の白い煙が上がり、火口からは溶岩や噴煙が吹き上がっている。付近では火山活動の影響で海水が茶色く濁った様子も見られた=30日午後(海上保安庁機より)

 海上保安庁は30日、小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)付近で、報道用の撮影のため航空機を飛行させた。火口から吹き上がる黒煙や赤いマグマ。20日の噴火以来、成長を続ける新たな陸地を空撮した。

 西之島の南南東約500メートルの海上に浮かぶ陸地部分。火口からは断続的に黒い噴煙が上がり、飛び出す火山弾や赤い溶岩が見える。島の南側の海沿いでは、温度の高い溶岩が海水と接触して吹き上がった水蒸気の白い煙も。付近の海は火山活動の影響で茶色く濁っていた。

 同行した第三管区海上保安本部海洋情報部の木下裕巳海洋調査課長は「西之島も大きく変化し今の形になった。今後も形を変えていくだろうが、どうなるかは分からない」と話した。海保は今後も航空機で調査を続ける。