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徳川慶喜没後100年展開幕


ひ孫の徳川康久氏が講話

徳川慶喜没後100年展開幕

オープニング式典でテープカットする右から成澤廣修区長、慶喜のひ孫の徳川康久氏、没後100年記念フォーラム文京の奥山孝夫会長=29日、東京・文京区の文京シビックセンター

 徳川幕府最後の将軍、15代徳川慶喜の没後100年を記念した企画展「徳川慶喜生誕と終焉の地ぶんきょう」(主催・徳川慶喜没後100年記念フォーラム文京=奥山孝夫会長)のオープン式典が29日、東京・春日の文京シビックセンターで、慶喜のひ孫で靖国神社宮司の徳川康久氏や文京区の成澤廣修区長らが出席して行われた。

 成澤区長のあいさつに続いて講話した徳川氏は「私の祖父の誠は、父である慶喜のことを、家族の中でも親父とかパパとか呼ばず、慶喜様と呼んでいた」と明かし、畏敬の念を抱いていたことを紹介した。

 企画展では、大正2年(1913年)に没した徳川慶喜の生涯を生誕から四つの時代に分けてパネル形式で紹介。一般にはあまり知られていない、大政奉還後の静岡での約30年間の沈黙時代や、東京に戻ってからの晩年の約15年間をピックアップしているのが特徴。また没後100年を記念して製作された小日向邸(旧徳川慶喜邸)の模型も、同邸跡地に建つ国際仏教学大学院大学の提供で展示されている。

 同展は12月5日まで、同センター1階アートサロンで行われた後、同7日から20日まで、東京・春日の国際仏教学大学院大学春日講堂1階展示スペースで展示される。