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NASAの探査機、俳句を載せ火星へ


大気喪失の謎解明

NASAの探査機、俳句を載せ火星へ

18日、米フロリダ州ケープカナベラルから打ち上げられる航空宇宙局(NASA)の火星探査機MAVEN搭載のアトラス・ロケット(AFP=時事)

 米航空宇宙局(NASA)は18日、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から火星周回探査機「メイブン」を打ち上げた。来年9月に火星に到達し、かつてあったとみられる火星の厚い大気や水がなぜ失われたかを解明するため、各種観測を実施する。

 メイブンには、探査計画広報の一環として、世界中からインターネットを通じて公募した俳句1100句以上が記録されたDVDも載せられた。俳句は、英語の「3行詩」の形で公募し、1万2500句以上の応募があったという。

 NASAは1964年以来、火星へ各種探査機を送り込んできたが、大気喪失の謎に的を絞ったのは初めて。太陽が何らかの役割を果たした可能性があり、重量約2・5トンのメイブンには太陽風や火星の電離層を観測する装置が搭載されている。(ワシントン時事)