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巨人が中日戦で大勝、23イニングぶりの得点


原監督「これを呼び水に安定した打線に」

巨人が中日戦で大勝、23イニングぶりの得点

ヒーローインタビューを終え笑顔を見せる巨人の高木勇(左)と坂本=28日、東京ドーム

 得点を渇望していた巨人が、ネイラーに襲いかかった。四回に一挙6点のビッグイニング。前日のヤクルト戦では2戦連続の零封負け。23イニングぶりの得点に、一塁側ベンチが沸き立った。

 三回1死一塁で高木勇が送りバントに失敗し、最悪の併殺打。「またか」と思わせた嫌な空気を、主将の一打が振り払った。立岡、片岡の連打で無死一、二塁とし、坂本がネイラーの甘く入った速球を捉える左前適時打。「なかなか点が取れず、みんな悔しい思いをしていた。チームにとって良い1本になった」

 この先制点で勢いが付き、1死満塁からアンダーソンが2点適時打。村田も追い打ちの3ランと畳み掛け、この大量点で勝負は決まった。

 好機に1本が出ない状態が続き、前日まで5連敗。この日は坂本や村田ら主力が総出で早出特打に励み、フリー打撃やロングティーなどで入念に打撃フォームを確認した。その効果が早速表れた格好だが、原監督は「これを呼び水にして、安定した打線にしないといけない」と喜びもそこそこに表情を引き締めた。

 坂本も「みんな苦しんでいるが、絶対に優勝する気持ちで戦っている」と語気を強めた。1試合だけでは意味がない。誰もが、やるべきことは分かっている。