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歌舞伎の市川海老蔵さん、成田市を「御案内」


「成田屋」ゆかりの地で市の魅力や日本の伝統文化を発信

歌舞伎の市川海老蔵さん、成田市を「御案内」

「御案内人」に就任した歌舞伎俳優市川海老蔵さん(左から3人目)=29日午前、千葉県成田市

 「成田屋」の屋号で知られる歌舞伎市川宗家の市川海老蔵さんが29日、千葉県成田市の「御案内人」に就任し、同日午前、市内で任命式が行われた。3年の任期で、市の魅力や日本の伝統文化を内外に発信するイベントに参加する。

 成田屋の屋号は、江戸時代中期の歌舞伎役者初代市川団十郎が同市の成田山新勝寺に祈願したところ、子宝を授かったことにちなむとされる。このため、地域と市川宗家は300年以上にわたって密接な関係にあり、海老蔵さん自身も新勝寺に「結婚奉告(ほうこく)」を行うなどしている。

 父の十二代目団十郎さんとともに子供の頃からよく新勝寺に参詣したという海老蔵さんは「(成田には)父との思い出が多く、(御案内人就任は)うれしい」と話し、任命式では約1000人の市民らを前に「身の引き締まる思いです」とあいさつしていた。