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小売り各社、猛暑受け夏向け商品の販売急増


日焼け止めや氷菓など、売り場を一斉に夏仕様に

小売り各社、猛暑受け夏向け商品の販売急増

夏本番を迎え、花火売り場で商品を手に取る女性客=東京都目黒区のドン・キホーテ中目黒本店

 日本各地で梅雨明けが進み、35度以上の猛暑日が続く中、ドラッグストアやコンビニエンスストアで、日焼け止めや氷菓といった夏向け商品の販売が急増している。小売り各社はこの商機を逃すまいと、売り場を一斉に夏仕様に切り替えている。

 ドラッグストア運営のマツモトキヨシホールディングスでは、日焼け止めや制汗剤、汗ふきシートの売り上げが急増。ココカラファインでは、あせもや日焼けの治療薬も伸びた。

 セブン-イレブン・ジャパンは水や炭酸といった清涼飲料や、ざるそばなど冷たい調理麺の販売が好調という。この時期に売り上げが伸びるアイスクリームは氷菓が人気を集めている。ローソンではレジ横のコーヒーサーバーで作る「フローズンラテ」の関東地区の売り上げが、梅雨明け前に比べ1・5倍になった。

 ディスカウントストア大手のドンキホーテホールディングスは、東京都内の約20店舗で、関東地方が梅雨明けした19日の日曜日と祝日だった20日を合わせた売り上げが、前週末の土日に比べて花火で4割増、浮輪やバーベキュー用品などレジャー商品で2・4倍と大幅に増えた。

 気温の変化は小売店の売り上げを左右する重要な要素。セブン-イレブンは「さらに暑くなれば売れ筋も変わる」(広報担当者)と麦茶の売り場を拡大中だ。小売り各社は、天気予報をにらみながら夏商品の売り込みに追われている。