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日本各地で訪日中国人の「爆買い」再び


花見で中国人観光客が急増へ、3月のビザ発給件数が過去最高

日本各地で訪日中国人の「爆買い」再び

銀座の免税店を買い物に訪れる中国からの旅行客ら=29日午後、東京都中央区

 3月末から4月上旬にかけて訪日中国人の「爆買い」が再び日本各地で繰り広げられそうだ。上海市の日本総領事館によると、3月のビザ(査証)発給件数は、前年同月の約2倍で単月として過去最高の14万6000件となる見通し。大部分は観光客で、花見を楽しむ一方、大量の買い物もするとみられる。

 中国では4月4~6日は清明節の連休。3月中にビザを受け取る人の多くは連休に合わせて日本を旅行すると予想される。申請者の急増で、総領事館ではビザのシールに予備のものも使っているほどだ。

 ちょうど日本は桜のシーズン。中国でも日本の花見は知られている。この期間の日本旅行の予約者は前年比2倍以上の伸びで、花見商品は完売と伝えられている。各旅行社は観光ルートの中に、花見スポットを組み込んでいるという。

 円安元高に免税制度の拡充が重なり、中国人にとって日本でのショッピングはお得感が強い。炊飯器や温水洗浄便座、薬、化粧品、お菓子などの定番商品は2月の春節(旧正月)連休に続いて、再び大量に買われそうだ。

 日本旅行ブームを受けて、中国のメディアでは、「日本では買い物の際のペテンはとても少ない」としながらも、詐欺やぼったくりなどに注意するよう呼び掛ける記事も出ている。(上海時事)